暑い夏の朝、通勤途中で部活へ向かう多くの高校生を見て、自分もそんな頃があったなぁ……と、高校生の頃の思い出に浸って和やかな気持ちで出社しています。

さて、今回は82日と83日の2日間、堺工科高校から2名の生徒がインターン生として、三嶋商事に来社しました。

 インターンシップの目的は2つあります。1つは弊社社員に研修を担当してもらうことにより、アウトプットをして成長してもらうことです。2つ目はインターン生に三嶋商事のいいところを知り、発信していただくことです。

研修のテーマは「経営理念を大事にしている三嶋商事で働く価値観を知る」です。
目的をもちながら働くことの大切さを、知って頂きたいという想いからこのテーマを設定しました。

 結果としてはインターン生にとって、できなかったことの悔しさ、自分のできることの発見など様々な経験ができた2日間だったかと思います。この研修を通してインターン生たちが各々目的をもちながら働くことの大切さに、触れることが出来たのではないかと思うインターンシップになりました。

 研修当日の朝。緊張した面持ちで出社したインターン生と私は挨拶を交わしました。

朝礼で社員たちへ挨拶をした後、早速理念研修に臨みます。

今回社員教育の一貫ということで、私も理念研修を担当させていただきました。

会社の歴史から始まり、経営理念を作った経緯や、弊社の働く上での価値観などを説明しました。

 お昼からインターン生たちは物流課・BNS課・CS課の研修に臨みました。
それぞれの課がよりよい研修プログラムを考えてくださりました。おかげで分かりやすく、より仕事内容が分かる研修となったようです。
例えば、物流課では荷物の棚卸し。BNS課ではパソコンを使った商品画像の切り抜き。CS課ではメモを取りながら電話の取り次ぎなどを体験しました。短い時間でしたが様々な体験ができたようです。
終始、社内は和気あいあいとした雰囲気で研修は進みました。夕方からインターン生たちは、私の仕事である広報やブランディングについて説明を受け、三嶋グッズに触れました。
流石に若さあふれるインターン生も、この頃になるとヘトヘトになっていました。
 
2日目のMNT課のルート営業研修では、実際にインターン生が弊社社員に付いて商品の納入をしました。
配達先の施設の栄養士さんに元気よく挨拶を行い、弊社社員が営業している様子を見学しました。
研修の最後に、この二日間の感想をインターン生に聞くと、
「とても勉強になり、楽しかったです。もうこのような機会はないのかもしれないので、しっかり記憶に留め、将来に活用したい。」

「自燃性のある人になりたいという目標を決めたのですが、迷惑が掛かっていないかなど不安はありました。ですが、社員の方が一つ一つ教えてくださり、自分のするべきことや、こうしたらいいかな?と自分なりに目標を達成することができたと思いました。」と話してくれました。

 短い期間でしたが、目的を持ってインターンシップに取り組むインターン生たちは輝いて見えました。
私も初心を忘れずに、努力を続けようと改めて思う機会がいただけました。

インターン生たちには、この経験をいかして少しずつ自分の働く価値観を作り上げていって、いつか自分の望む会社と出会ってほしいなと思います。