こんにちは!
三嶋商事の山下です。
今回は、炊飯後の低たんぱくごはんの保存方法や温め方についてご紹介させていただきます!

弊社ネット通販ショップ ビースタイルでも販売中の『低たんぱく米』には、大きく分けてトレータイプと米粒タイプの2種類があります。
トレータイプに比べ、米粒タイプは
☑1膳あたりの価格が安い
☑必要な量を炊飯できる
☑ゴミが少ない等のメリットがあります。
その反面、炊飯した後のごはんの保存方法や再加熱の方法に悩まれている方が多いようです。
実際に私たちの元にも「炊きたては美味しいけど再度食べようとするとごはんが固くなってしまう」というお声をいただいておりました。
(通常の白米に比べると、炊飯直後でも米粒がまとまりやすい特徴があります)



そこで今回は米粒タイプのお米を炊飯した後、①常温②冷蔵③冷凍の3つのパターンで保存し、それぞれ温め直した際の固さや美味しさの比較をしてみました!

今回使用したお米はこちら。
弊社のPB商品でもある『みしまのたんぱく質調整米1/50』です。


今回は炊飯器を使用し、炊きあがりの柔らかさが「ふつう」になるように炊飯しました。


☆みしま米の炊き方(炊飯器バージョン)動画を見る⇒こちら

炊飯後はごはんをほぐし、温かいうちにごはんを薄く平らにしてラップに包みます。
このとき、ごはんをたくさんを入れたり、丸めてしまうとレンジで温めた時にムラができてしまうため、1膳分(160g程度)をひとまとめにするのがポイントです。



この状態で①は室温(20℃前後)で保存、②と③は30分ほど室温に置き、粗熱がとれてから冷蔵庫/冷凍庫に入れました。

1日経過後・・・

①②は加熱せずにそのままの状態の固さも確認し、食べてみました。
まず、炊飯後に常温で置いておいたごはんがこちら。
 

ごはんをお箸で軽くほぐすと、コロっとした小さなかたまりがいくつかできました。
食べてみたところ、炊きたてに比べて低たんぱく米特有の香りがかなり強く感じました。
口に入れた瞬間は「固い」と感じましたが、粘り気はあまりなく、噛むと簡単に米粒一つ一つがばらけていくような印象でした。
(暑い時期の常温保存は腐敗の原因になりますのでご注意ください)

続いて、冷蔵していたものがこちらです。
 

お箸で少し触るだけでかなり固いことがわかりました。
①に比べてほぐれにくく、ごはんが団子のようになってしまいました。
食感もお米一粒一粒が固く、しっかり噛む必要がありました。
低たんぱく米の香りは①に比べると薄くなっているように感じます。

続いて、②③をラップに包んだままそれぞれ電子レンジで加熱しました。
②600Wで40秒 ③600Wで2分


固くなってしまっていた冷蔵ごはんですが、レンジで温めると…
 

冷凍していたごはんは…
 

どちらもレンジから取り出すと簡単にほぐれるくらいの柔らかさになっていました。
固さはかなり改善されたように感じましたが、先ほどのものと比べると粘り気が増しました。団子にはなっていないものの、米粒同士がくっつきやすく、お箸にも米粒が張り付いていました。
食感や味は炊きたての低たんぱく米と大きな差はなく、美味しく食べることができました。

ここで感じたのは、レンジで温めた後はすぐに食べた方が良いということ!
再加熱したごはんは粘り気が増してまとまりやすくなっているため、そのまま置いておくと団子のようにまとまってしまいます。
通常のごはんであれば、冷ごはんも好きという方もいらっしゃるかと思いますが、低たんぱく米に関しては温かい状態で食べていただくことをおすすめします。


そして、もう一つ!
今回余ったごはんを③と同様に冷凍していたので、さきほどとは違った方法で解凍してみました。
先ほどは一気に2分間加熱しましたが、今回は次のようにしてみました。

ラップのまま600Wで40秒間加熱⇒レンジから取り出し、ごはんをほぐす⇒ラップに包み再度600Wで40秒間加熱する。(途中で取り出したときにごはんが凍っている場合は追加で温めてください)



ごはんをほぐした後はラップに包み直し、温めすぎに注意しながら再度温めます。

 

2回目の加熱が終わった状態がこちらです。
通常のごはんと比べると米粒同士のくっつきが少し気になるかもしれませんが、今までの中で一番固さと粘りが抑えられていました。
先ほどまではお箸にごはんの塊が張り付いている状態でしたが、今回は塊のまま張り付くということはありませんでした。
食感や味は先ほどまでと大きな差はなく、美味しく食べることができました。
少し手間はかかりますが、今回試した中では一番おすすめの方法でした!

低たんぱく米の保存方法に悩まれている方や、再び食べるときに固くなってしまうという方はぜひ参考にしてみて下さいね!

こんにちは。広報担当の山下です。
前回の歯科医院のイベントに続き、11月に弊社が初出店した催事の様子をお届けします!



11月23日~29日の期間、あべのハルカス近鉄本店にて開催されていた「なめらか展」に出店しました。
名前の通り、口当たりがなめらかな食品やなめらかな肌触りの衣類など、“なめらか”をテーマにしたイベントです。
弊社が百貨店の催事に出店するのは今回が初!

初日は8時前からS部長に商品を搬入してもらった後、直接販売担当のN主任と商品の陳列や売り場の装飾を行いました。(私が散らかした段ボール箱を手際よく片付けてくれたN主任には感謝です…)

なんとか開店1時間前にはそれなりの売り場が完成し、近鉄百貨店の担当者による商品チェックが行われました。



実は、このチェックでとある商品のアレルギー表示が引っかかってしまい、確認が取れるまで販売できないというプチハプニングがありました…(無事に3日目より販売開始できました!

そんなハプニングがありつつも、無事に開店を迎えることができました。
期間中は、弊社のオリジナルエプロンを身につけた社員が日替わりで店番をさせていただきました。
ちなみに、こちらのエプロンと同じものを倉庫業務の社員は普段の業務でも身につけています!



弊社のブースでは、ご高齢の方でも食べやすいなめらかな食品(介護食)を販売させていただきました。
「介護食」と聞いて足を止めてくださる方は、やはり身近に介護が必要な方がいらっしゃる方や医療・介護に関わる仕事をされている方が多かったです。

そんな中でも、「娘が歯の矯正中で普通のごはんが全然食べられないから…」と、冷凍介護食あいーとを購入してくださったり、お酒好きの方がれんとゼリーを購入してくださったりと、普段なかなか目にしない商品に興味を持ってくださる方もいらっしゃいました。



4日目には、普段からビースタイルで買い物をしているという方も来てくださいました。
「いつもお世話になっています」とお客様から直接言っていただけるのは対面イベントならではの嬉しさでした!

介護食についてあまり知らない方でも、「もっと早くにこの商品を知ってたら母に食べさせてあげたかった」「自分が年をとったらこんなのを食べたい」と嬉しいお声が聴けた一方で、まだまだ介護や介護食を他人事と考えている人が多いのが現状なのだと感じました。

今回のようなイベントを通して、介護食はまだ関係ない、必要ないと感じている方にも少しでも興味をもっていただき、さらなる介護食の認知度アップを目指していきたいです。

お越しいただいた皆さん、誠にありがとうございました!