さて、今回は2月22日に開催されました「第7回介護甲子園」についてお話したいと
思います。
弊社代表の三嶋も、日本介護協会の理事と広報を務めています。
弊社は今まで介護甲子園の様々な活動を皆様へお伝えし、応援してきました!
私も介護甲子園の様々な活動を追い続けて半年ですが、感慨深いです。
舞台となる会場は日本最大級の国際展示場であるインテックス大阪でした。
そしてなんとナーシングエキスポと初の共催です!
様々な医療や介護等で使われる製品・技術・サービスが一堂に出展する日本唯一の「医療の総合展」と言われるだけあって、様々なメーカー様、事業者様が参加されており、多くの刺激を頂きました!
弊社も展示会に参加しておりましたが、私は介護甲子園決勝大会の観覧に参加させて頂きました。
■介護甲子園って?
介護職に携わる人の間で、この仕事の重要性を知ってもらいたい、夢や目標を持って働きたい、多くの人に「介護職ってかっこいい、憧れる」と言われるような業界にしたい。それを実現するために企画されたのが『介護甲子園』です。
今回は介護甲子園史上最多となる総エントリー6,472 事業所の中から勝ち残った 6 事業所、在宅部門・施設部門各 3 事業所による決勝大会でした。
それぞれの事業所が介護の仕事に対する思いや取組みを熱くプレゼンテーションを行い、来場者に感動を与えました。
6つの事業所による発表がお昼過ぎまで行われ、いざ投票…!緊張の瞬間でした。
そしてついに結果発表!
☆最優秀賞在宅部門 デイホーム 孫の手・いいづか
群馬県高崎市にあるこちらの施設。なんと介護甲子園初出場で決勝まで上り詰めました。
人気の秘訣は、専属の理学療法士と作業療法士が個別の疾患に対応するリハビリを始め、個室の入浴や美味しい食事が評判の施設です。
そして更に皆でコミュニケーションをとるきっかけになる調理室や陶芸室、おしゃれな喫茶スペース「MAGO CAFE」もあります。小規模な集団生活を通じてご自身のリズムに合わせた一日を過ごせることが利用者さんやご近所の方の間で評判です。
施設内にはカーペットとフローリングの境目や段差等があえて作られており、利用者さんにとっては転倒の可能性があります。
ですが転ばないように気を付けて歩くことも自宅で過ごすためのリハビリに繋がります。
職員の方が「非効率な施設・介護の仕方かもしれないけど、みんなが毎日楽しく過ごせる場所」と仰っていたのが印象に残っています。
☆施設部門 特別養護老人ホーム ながまち荘
山形県山形市の雄々しい山々に囲まれた自然豊かな場所にあるこちらの施設。
介護甲子園へは、二年ぶり二回目の参加です。
開設から30年の歴史の中で改善を繰り返し、新しいことに挑戦しているそうです。
今は褥瘡・身体拘束・オムツ・胃ろう・骨折・下剤・タバコという利用者さんの自立を脅かす七つの課題全てをゼロにする「007~ゼロゼロセブン~の誓い」という目標を掲げています。
介護力向上・利用者さんの自立支援介護に重きを置いて職員一人一人がより質の高いサービスを提供できるように日々研修に参加されているそうです。
こちらでは、外国人介護福祉士候補生への支援をしています。その中でインドネシアからきた二名の職員の方が壇上で自分が関わった利用者さんのお話をしてくださりました。その中で、胃ろうの利用者さんと日々向き合い、ついには口から食事を食べられるようになったというお話を聞きました。あきらめず、誠実に介護と向き合い一生懸命介護する姿が印象的でした。
食を通じてQOL向上を目標に掲げている弊社としても、利用者さんのQOL向上の瞬間を目の当たりにできた貴重な瞬間でした。
弊社では「食」の立場から病院・施設で治療に励む患者様、そしてそのご家族様のQOL向上に努めています。
より患者様に状態に合ったいい提案ができるように。より「食べる喜び」を伝えられるように。
日々社内での商品の勉強会や試食会を通して、知識向上を目指し、自信をもって商品をお届けいたします。