嚥下のメカニズムや誤嚥について、そして摂食時の姿勢を実演も交えて行いました。
嚥下には様々な器官が関与して食物を胃に送り込んでいます。
しかし脳血管障害などで、食物が飲み込めなくなり誤嚥がおきる事例や、加齢により誤嚥が起きる事例等の嚥下に関するお話をして頂きました。
また、不顕性誤嚥と呼ばれるムセない誤嚥のお話もされていました。
姿勢では、テーブルの高さや背もたれつきのイスに深く座り、顎を引いた状態の方が誤嚥のリスクが低く、食器の選択も重要だとおっしゃっていました。
一通り説明が終わった後に、トロミ剤の使用方法を実演しました。お茶と牛乳を用意し、粘度や付着性を感じていただくために、トロミ剤を掻き混ぜて試飲をしていただきました。
その後に弊社社員による介護食の試食会が始まりました。
前日と当日に試食用セットを作り、普段介護食を食べたことのない方に分かりやすく説明しようと心がけて試食会に臨みました。
今回使用した商品はこちら
このように弊社では、現場の方々へ商品の正しい使用法や知識を広めるために、商品の使用実例や試食をおこなっています。
味の感想や作業時のご質問など現場の生の声を傾聴し、お声に沿えるような勉強会を開催して参りたいと思います。
もっと現場で働く人を支えたい。三嶋商事は地域医療に貢献できる企業になることを目指しています。
新規施設の立ち上げに伴う職員さんへの研修や、商品を用いた介護食調理の研修等、弊社までお気軽にご相談下さいね。