7月14日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
第17回目は、ギフモ株式会社 共同起案者 水野 時枝様と小川 恵様を講師としてお迎えし、『簡単調理!いつもの手料理がやわらか食に大変身』というテーマでセミナーを実施しました。
今回はWEBセミナーが始まって以来初めて、講師の方に弊社へお越しいただいてセミナーを実施しました。当日はカメラワークや音声など、われわれも今まで以上に確認を重ね、本番を迎えました。
ここからは今回のセミナーの内容を簡単にお伝えしていきます。
今回のセミナーでは、こちらのDeliSofter(デリソフター)が大活躍!
デリソフターは、3つの機能(圧力鍋・低温調理・やわらか食)を持ち合わせた画期的な調理家電です。
やわらか食が作れるだけでなく、炊飯や煮込み料理なども美味しく作れるのが嬉しいポイントです!
セミナーの中では調理実演もあり、実際に市販のお弁当やお惣菜がやわらか食に大変身しました。(その様子は記事後半で!)
DeliSofter(デリソフター)は今回の講師でもある、水野さんと小川さんがご両親の介護を経験した際に感じた苦悩や「こんなのあったらいいな」から誕生しました。
人は病気や老化に伴い、食べた物を噛んで飲み込む機能(摂食嚥下機能)が低下していきます。
嚥下機能が低下すると誤嚥を引き起こしてしまう可能性もあることから、揚げ物や根菜類など硬い食材を省いたり、普通の食事をミキサーなどで流動化する必要があります。
在宅介護をしている場合、普通の食事を作るのとは別にこのような調理を毎日・毎食行うことは、介護する側の大きな負担となります。
また、家族と同じものを食べられないことや流動化され何を食べているのかわからない食事は食べる側もストレスになってしまいます。
デリソフターはそんな両者の課題を解決できる、
簡単に、“家庭の味を介護食に” “目で見て、噛んで食事を楽しむこと”が実現できる商品です。
調理済みの食事をやわらか食に調理できるので作り分ける必要はありませんし、見た目もそのままなので家族と同じものを食べられる喜びも感じられます。
デリソフターは高齢者だけでなく、障害児の親御さんにも注目されており、最近は情報番組などでも取り上げられています。
今回のセミナーでは実際に市販のお惣菜・お弁当(からあげ弁当・牛丼)をデリソフターで30分程度調理し、やわらか食に変身しました。
肉料理など繊維質なものは、付属のデリカッターでスタンプしてからデリ調理を行うことで、繊維が分断されるとともに、食材中心部にも熱が通りやすくなります。
デリカッターは食材の形を崩さず、見た目はそのままで72刃の隠し包丁をいれることができます!
現在、特許申請中のデリカッター からあげをデリカッターでスタンプ
デリソフターに入れて30分程度でできあがり!
食品の物性を簡易的にチェックできる「カメルカ」を使って、調理前と調理後のからあげのやわらかさを比較してみると……
デリソフターで調理する前 デリソフターで調理した後
調理前のからあげは、ペットボトルの先端(細い部分)が見えていますが、調理後はからあげがやわらかくなっているため、ペットボトルの先端は埋まって見えなくなっています。
カメルカを使った物性測定では、調理後のからあげは、『歯ぐきでつぶせるかたさ』になっています!
そして急遽、弊社社員の南條も配信中のセミナーに登場させていただきました。
調理後のお惣菜を試食し、感想をお伝えさせていただきました。肉は歯ぐきでつぶせるやわらかさに、牛丼のごはんも形はそのままで軟飯のようにやわらかくなっていたようです!
デリソフターを使用し、簡単な操作をするだけで普段の食事がやわらか食に大変身しました。
デリソフター購入時に付属しているメニュー表(作り方)には調味料の分量記載はなく、家庭ごとに“慣れ親しんだ味を一緒に分かち合ってもらいたい”という開発者の想いが込められているそうです。
(GIFMO様のInstagramでは週に一度、デリソフターを使った詳しい調理方法がアップされています!
→@gifmo_derisofter)
デリソフターをはじめとする『ケア家電』が今後社会に浸透することで、誰もがいつまでも“食べる喜び”を感じられると良いなと思います。
・ギフモ株式会社 DeliSofter(デリソフター)のホームページはこちらをタップ・クリック
→DeliSofter(デリソフター)
セミナーの配信終了後は、講師のお二人と弊社社員で記念撮影をさせていただきました。
無事にセミナーが終了し一同、一安心!
講師のお二人からは「緊張したけど、楽しかった!」とお声をいただきました。
以上、第17回みしまの研究室レポートでした!
次回【8月18日開催】みしまの研究室WEBセミナーは、ニュートリー株式会社より鷹屋 潤氏様を講師としてお迎えし、『経腸栄養管理の合併症~逆流、下痢の対策、最近の経腸栄養剤の傾向~』をお届けいたします。
お申込みなど、詳細情報は近日中にホームページの【お知らせ】にアップいたします。
どうぞお楽しみに!
Copyright (C) 三嶋商事. All Rights Reserved.