みなさんこんにちは!広報担当 管理栄養士の山下です。

さて、本日はビースタイルのお客様からも好レビューをたくさんいただいている人気の低たんぱく商品をご紹介したいと思います。
私も今回初めて実食する商品もありましたが、どれも調理がとても簡単&時短、そして味も美味しいものばかりでした!
ご自宅にあれば役立つことまちがいなしの商品ですので、ぜひ最後までご覧ください。

★まぜごはんのもと 三島のちらしずし

「ゆかり」で有名な三島食品さんから発売されている低たんぱくのちらしずしのもとです。
温かいご飯にまぜるだけという手間いらずな商品ですが、盛り付けてみると主役級の出来栄えです!

商品はレトルトパウチに入っており、中ににんじん・たけのこ・れんこん・かんぴょう・干ししいたけが混ざった状態で入っています。
袋を開けると出汁とお酢の良い香りがしました!

これを温かいごはんに混ぜれば完成!
せっかくなので、ごはんは弊社(三嶋)の『みしまのたんぱく質調整米1/50』を使用しました。
こちらも業界初となるたんぱく質1/50カットで、お客様からご指示いただいている商品です。

目安としては、お茶碗1杯分(150g~180g)のごはんに、まぜごはんのもと1袋をムラなく混ぜ込みます。
今回は180gのごはんに混ぜてみましたが、少し汁気が残ったので追加でごはんを20gほどプラスしました。

これぞ究極の“みしまのちらしずし”の完成!!?
たんぱく質の制限値やお好みに合わせて、錦糸卵や海苔をトッピングするとさらに彩りも良くなります♪
程よく酸味が効いていて美味しく、弊社の社員からも好評でした!

炊飯後のみしま米200gに、ちらしずしのもと1袋(55g)を混ぜた時の栄養成分はこちらです。
たんぱく質や塩分は1g以下ながらも、食物繊維2.3g、カルシウム71mgを摂取できます。


★FORICA しょうゆラーメン



塩分制限をされている方の中には、ラーメンを我慢していたり、食べないようにしているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近では塩分カットのカップ麺なども出てきましたが、たんぱく質も制限した商品となると、なかなか難しいですよね。

こちらのカップ麺は、1食あたりたんぱく質3.2g、食塩相当量は2.7gで一般的なカップ麺に比べると塩分が35%カットされています。
それでも塩分が気になるという方は、スープを少し残すなど、調整していただくのが良いと思います。

カップの中には、麺、かやく(ねぎ・コーン)、粉末スープが入っています。
開けてみて知ったのですが、こちらのラーメンは「マルちゃん」の愛称でおなじみの東洋水産株式会社様が製造されています。(美味しさには納得です!)

たんぱく質・塩分が制限されていながらも、麺やスープがふつうのカップ麺と遜色なく美味しかったです。
お客様の中には、野菜をプラスして召し上がられている方もいらっしゃるようです。
いつでも手軽に食べられるので、ストックしておくのもおすすめです!


★FORICA ソース焼きそば


ソース焼きそばも、しょうゆラーメンと並びビースタイルでは定番の人気商品です!
1食あたり塩分は2.1gと、一般的なカップ焼きそばに比べて塩分が40%カットされています。

私は、カップ焼きそばを食べた時にソースのスパイスがちょっと辛いな…と感じるときがあるのですが、こちらの焼きそばは、程よいスパイス感で食べやすかったです。
カップ焼きそばのこってり感はしっかり感じられるので満足感がありました!



中には、かやく、粉末スープ、特性油が入っています。
召し上がる際には、添付以外の食用油を加えないように注意してください。
発泡ポリスチレン製容器にMCTオイルやえごま油等を加えるのはやめましょうー容器が変質・破損するおそれがありますー(国民生活センター)

お湯を注いでから湯切りまで2分と、一般的なものに比べると少し早いですが、作り方は同様です。
こちらもストックしておけば、調理が面倒な日などに手軽に食べることができておすすめです!


ご紹介した3つの商品は、お客様からのレビューも多く、中にはアレンジメニューなどを書いてくださっている方もいらっしゃいます。
商品のご購入の際には、ぜひ他のお客様のレビューを覗いてみてはいかがでしょうか?
美味しい食べ方が見つかるかもしれません…!

また、今回ご紹介した商品はセットでもご購入いただけます!
まだ試したことがないという方はぜひご賞味ください。

みしまのたんぱく質調整米1/50 ごはんの素セット


低たんぱくカップ麺2種×5個セット

こんにちは。広報担当の山下です。
先月に第38回日本臨床栄養代謝学会が神戸で開催され、私も参加してきたので、その様子をご紹介します。

5月9日(火)、10(水)の2日間に渡り、神戸コンベンションセンターにて開催されました。


私は今回はじめて学会に参加したのですが、まずプログラムの多さに驚きました。
現地には登壇される先生方をはじめ、メーカー担当者や全国から集まった医療従事者の方々が大勢いらっしゃいました。
コロナ感染症のこともあり、今回の学会はオンラインでの参加も可能だったので、実際にはもっとたくさんの方が参加されていたのではないかと思います。
ハイブリット型の開催にすることで、遠方の方でも参加しやすくなったのは良いですね。


私は2日目に参加し、様々なプログラムがある中で在宅栄養を中心に学びました。
普段の業務では現場の声を直接聴く機会がなかなかないので、現場ではどんなことが行われているのかどんな課題に直面しているのかを知ることができて、とても勉強になりました。
(専門的な話も多く、話に付いていくだけでも必死でしたが…)

また、一部の特定機能病院では、診療報酬改定に伴い管理栄養士の病棟常駐が進んでいるという喜ばしい報告が聴けた一方で、栄養のスペシャリストとしての管理栄養士の在り方については考えさせられるものがありました。
食事は薬剤とは違って、「これを食べると病気に効く」「数値が改善される」など、すぐに効果や結果を得られるものではありません。

弊社も治療食や介護食(あくまで食品)を取扱っているので、お客様から商品選びのご相談を受けることも多いのですが、「この商品が良い(効く)」というようにお答えすることはできないのがとても難しいところです…。
また、薬であれば多少マズくても我慢して飲むこともできますが、食事は美味しいものや自分の好きな味のものを食べたいと思うのがごく普通のことだと思います。

そんな食事の面から患者さんを正しくサポートし、臨床面でも食事の効果を示していかなければならないのが管理栄養士の役割です。
食事療法は簡単なことではありませんが、続けることで徐々に数値が改善されたり、病気の進行スピードを遅らせることができるのも事実です。
まさに、私たちが取扱う腎臓病食もそのためにあるといっても過言ではありません。
一度悪くなると回復することはないといわれている腎臓の機能も、正しい食事療法を続けることで病気の進行スピードを遅らせ、透析の導入を遅らせることができます。

弊社では、このような正しい医療の在り方について考えたり、疾病に関する知識を深めることを大切にしています。
社員教育のために社員が学会に参加する卸問屋は珍しいのではないでしょうか…?

今回学会に参加して、現場の現状を知ることができて勉強になったのですが、それともう一つ大きな学びがありました。
それは、弊社の事業定義『チーム医療の一員として治療食・介護食を中心にそれにかかわる商品と情報をお届けし、クライアントのQOL向上に貢献します』の意味を改めて考えることができたことです。

私たちの事業や取り組みが、医療現場や医療スタッフの方々とつながっているということを自覚し、お客様のQOL向上に貢献できるよう、今後も取り組んで参ります!