こんにちは!広報担当の山下です。
2024年も残すところ、あと数日となりました。
皆様はどんな一年だったでしょうか…?
当社の2024年を振り返ってみると、
2月には事務局を務める「南河内嚥下研究会」にて初となる市民講座を開催、4月にも初の試みとなる腎臓病教室のLIVE配信、そして市販商品の中から食事制限と美味しさや安全を満たす商品をセレクトした『みしまの厳選シリーズ』の発売と、“これまであったものに少し手を加えて、さらに新しく大きな価値を生み出す”そんな1年だったように思います。
また、今年初参加ではあるものの、産学連携「かちぞうzemi」も新たな価値を生み出すための活動となりました。
今回のブログでは、先日最終報告会を終えたばかりのかちぞうzemiについてレポートしたいと思います!(以前アップした「かちぞうzemi」のブログ読んだことがない方は、ぜひこちらを先にご一読ください!)
当社は7月に行なわれたキックオフミーティングで大阪経済大学の江島ゼミとマッチングし、そこから約半年間の活動がスタートしました!
私たちが学生さんと解決したい課題として挙げたのは、「新卒採用をデザインする!ルート営業の魅力を探る」というお題です。
当社は昨年から新卒採用をはじめたこともあり、まさに就職活動の当事者である大学生の目線で当社のルート営業の魅力を探ってもらい、当社のことを就活生に知ってもらうための方法を考えてもらうことにしました。
8月には当社が販売する治療食や介護食の試食も行いました。(その様子は前回のブログでご覧いただけます!)
「これが介護食!?」「思ってたよりも全然美味しい!」と学生さんが感じた良いギャップをもとに、秋にはメタバース空間を利用して大学生へ治療食・介護食の関心度やルート営業のイメージを調査していただきました。(メタバースを使うのも若者らしい発想で、新鮮でした!)
調査の結果は、介護食に対して良いイメージを持っている学生はごく少数…
また、ルート営業の仕事を知らなかったり、仕事内容にマイナスなイメージを持っている学生が多いこともわかりました。
なんとなく付いてしまっているマイナスイメージを払拭するにはどうすれば良いのか…
イメージを少しでも良い方向に変えたい…!
最終報告会に向けて、学生さんはさらにフィールド調査などを重ねました。
そして、12月には約半年間の活動の集大成となる最終報告会!
100名ほどの参加者で賑やかだった会場も、発表が始まる頃には雰囲気も一転。
私たちのチームはトップバッターの発表ということもあり、緊張気味の学生さんの姿を見てこちらもドキドキ!!
発表ではフィールド調査の結果や営業社員のインタビューをまとめ、当社が販売する商品がどんな風に役に立っているのか、またルート営業の仕事のリアルを見える化するための方法を提案していただきました。
審査員の先生からの鋭い質問にも自信をもって堂々と回答する学生さんの姿はとても頼もしく、この活動に真剣に取り組んでくれたことに嬉しい気持ちになりました。
そして最後に行なわれた表彰式では、丁寧なフィールド調査や発表時の気遣いを評価していただき、「かちぞう敢闘賞」を受賞することができました!
最終報告会にたどり着くまで紆余曲折ありましたが、学生さんの主体的な活動のおかげで良い締めくくり方ができたことに嬉しい&ホッとした気持ちになりました。
\江島ゼミの皆さん、半年間ありがとうございました!/
参加チームの発表の中には、こんな新しい価値を創造できるのか!という興味深い内容もあり、企業と学生がコラボすることで生まれる価値や楽しさを実感することができました。
今年度のかちぞうzemiは最終報告会をもって終了しましたが、来年以降も学生との関わりを続けていきたいと思います!
\第10回かちぞうzemi、ありがとうございました!/
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