こんにちは!広報担当の山下です。
春の訪れが近づき、三寒四温が感じられるようになってきましたね。
朝晩と日中の気温差が大きくなりますので、くれぐれも体調管理には気をつけてお過ごしください。

さて、本日は弊社の社員が講師を務めた社外セミナーの様子をご紹介いたします!

担当した社員は、今回が社外講師デビュー!!
どうぞ温かい目でご覧ください…!

遡ること昨年…
当社代表宛に取引先の金融グループ会社様より今回のセミナー依頼をいただきました。
代表が講師を務めても良かったのですが、この経験が社員の成長に繋がれば…!と、今回は直接販売担当主任のHが講師を務めることになりました。

講師が決まってからは当日の資料の作成、そして社内でも社員相手にリハーサルを重ねました。

セミナーの参加者は医療関係者ではなく一般の方ということで、なるべく専門用語などの難しい言葉を使わずに、わかりやすい説明ができるように工夫し、練習を重ねました。

定員30名のセミナーで、事前応募は満席!
当日は大阪市内の会場に29名の方が参加してくださいました。

せっかくなので、ここからはブログをご一読いただいている方にもセミナーの内容を簡単にご紹介します。

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いつまでも食を楽しむために「誤嚥」を予防!と題し、現在の日本の平均寿命と健康寿命の差について知るところからスタートしました。

日本の平均寿命は世界の国と比べてもトップを誇る長寿国。
良いことでもありますが、果たして健康に過ごせる健康寿命はどうでしょうか?

実際、日本の平均寿命と健康寿命には10歳もの差があることがわかっています。
つまり、最期を迎えるまでに介護が必要になったり、寝たきりになる期間が平均で10年間あるということです!
ピンピンコロリとはいかないのが現実のようです…。

少しでも健康寿命を延ばし、最後まで自分らしく元気に生きるためにどうすれば良いのでしょうか…

それはズバリ、高齢期こそ食べること!!!
皆さんの周りにも、年を重ねてもモリモリ食べて元気な高齢者はいっらしゃいませんか?

いまは食欲があるから大丈夫だろう…!と思っていても、歳を重ねると歯が抜けたり、入れ歯が合わなかったり、運動量が減ることで食欲が落ちてきたりと「食べたくてもしっかり食べれない」ということが起きてしまいます。

それが続くと、食べる量が減る⇒栄養が不足する⇒心身機能が低下するという負のスパイラルに陥ってしまいます…

いつまでも口からしっかり食べて元気に過ごすためには、普段からお口の中を清潔に保ち、規則正しい生活をして免疫力ををつけることで、嚥下障害を予防することが重要です!

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セミナーの中では、このあとに参加者の皆さんとお口の体操「パタカラ体操」もさせていただきました。

加齢に伴い筋肉が弱ってくると、お口周りの筋肉や舌の動きが悪くなります。
その予防として「パ」「タ」「カ」「ラ」と発音することで、食べるための筋肉をトレーニングすることができます!

\皆さんもぜひやってみてくださいね!/

また、普段の食事が食べにくいな…むせることが増えたな…と感じた時には、介護食を活用するのも一つです。
介護食は必要になってから初めて存在を知るという方も多く、一般的にはあまり知られていませんが、最近ではレトルト食品や冷凍食品などの調理済みのものから、飲み物や食べ物にとろみを付ける「とろみ調整食品」など、種類も豊富です。

当日は試食もご用意させていただいたのですが、参加者の方からは「想像よりも食べやすい!」「美味しくて、思っていた介護食と違った!」と前向きな感想をいただくことができ、介護食についてもきちんと理解を深めていただくことができました。


参加者の方が関心を持ってお話を聴いてくださったこともあり、和気あいあいとした雰囲気の中、講師を務めた社員もリラックスして話すことができたようです。
セミナー終了後には食事形態についてや身内の方のご相談をいただくなど、熱心な方が多くいらっしゃったことが印象的でした。

当社としても一般の方向けにお話する機会はそう多くないため、大変貴重な時間を過ごさせていただきました。
これからも確かな商品・確かな情報をお届けするため、新しいことにもチャレンジする姿勢を忘れず、社員一同取り組んで参ります!

ご参加いただいた方々、誠にありがとうございました!

★介護食にどんな種類があるのか知りたい!という方はこちら
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