こんにちは!広報担当の山下です。
当社より【みしまの厳選シリーズ】の第一弾として発売したコロッケは、もうご覧いただけましたでしょうか?
大変嬉しいことに、発売以降たくさんのお客様にご購入いただいております!
安心・安全な素材にこだわり、保存料や化学調味料を加えずに仕上げた、とっておきの逸品です。
当社自慢の逸品を、ぜひご賞味くださいませ。
☆コロッケについて詳しく知りたい方はこちらをタップ
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今回のブログでは、コロッケの発売日に開催した【コロッケ発売記念セミナー】の様子を、会場にご参加いただいた栄養士さんの感想とともにご紹介いたします!
当日は、コロッケ製造メーカーの合同食品の和田社長(コロッケ社長)に、「日本の食の現状と目指すべき未来」というテーマで、お話をしていただきました。
現代の日本の食の問題点としては、食品添加物や遺伝子組み換え食品、農薬・化学肥料などが挙げられます。
中でも、食品添加物は「摂取しても人体に影響が出ないものだけが認可されている」と間違った認識をしている人が多いと言います。
実際に、日本以外の国では健康を損なう可能性があるとして使用禁止になった添加物も、日本では使用できてしまうものも多くあるそうです。
そして、世界各国で認可されている添加物の種類の多さも日本はダントツで1番です。
アメリカ…133
ドイツ…64
フランス…32
イギリス…21
日本…1520!!!
・・・驚きですよね。
(私の勝手なイメージですが)ジャンクフードが多そうなアメリカと比べても10倍もの種類の添加物が、日本では使用できてしまいます。
食品の見た目や味、香りを良くしたり、保存期間を長くするために食品添加物が役に立つことも確かですが、本当にそういったものを摂り続けて大丈夫なのか…改めて考える必要があると感じました。
セミナーの後半は、ケミカルクッキングをしていただきました。
会場に参加された方も動画を撮影するなど、とても興味深そうに参加されていました。
化学調味料を使うことで、簡単に市販の炭酸飲料やマーガリン、和風だしが再現できるということをコロッケ社長が実演してくださいました。
作る過程を見ていると一体何で作られているのか分からない不自然なものなのに、味や香りを確認すると、普段食べている“アレ”が再現されていました…!
参加者の皆さんからも「うわ~すごい!(怖)」と声が挙がり、改めて普段何気なく口にしているものが、何を使ってどんな風に作られているのかを正しく知っておかないと怖いなと感じました。
食品を使わずとも、食品添加物によって食品(みたいなもの)ができてしまう。
それを美味しい!美味しい!と食べ続けるのは、とても不自然なことではないでしょうか…?
まずは正しい知識を身につけ、自分の食生活を見直すことが第一歩です!
普段何気なく食品を選んでいるのを、一度立ち止まって原材料表示を見てみる。
台所にない調味料(化学調味料)が入っているものは、なるべく避ける。
そういった小さな心がけが大切です!
“We are what we eat 私たちは食べたものでできている”
☆セミナーに参加された方々の感想
☆今回のセミナーの様子は、ビースタイル本店YouTubeチャンネルにて配信中です!
もっと詳しく聴きたい!そう思った方は、ぜひご覧くださいませ。
(※聞き取りにくい箇所や映像の乱れがございます。)
視聴はこちらをタップ↓↓↓
今回発売した【みしまの厳選シリーズ】特選コロッケは、できる限り農薬を使わずに育てた安心・安全なじゃがいもと厳選した調味料や揚げ油を使用し、保存料や化学調味料などの食品添加物を加えずに仕上げています。
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当社では、確かな商品・確かな情報をお届けすることを使命としています。
【みしまの厳選シリーズ】では、食事制限や嚥下障害の有無に関わらず、みんなが安心・安全に食べられる、そして美味しい食品を今後も展開していく予定です!
楽しみにお待ちいただければと思います。
こんにちは!
広報担当の山下です。
4月に入り、過ごしやすい気候の日が増えてきましたね。
やっと満開になった桜も、早くも散り始めているのを見て少し寂しいような気持になったのは私だけでしょうか…
弊社の向かいにある水賀池も、毎年とてもきれいに桜が咲いています。
散ってしまう前にお花見をしたいな~と桜を見るたびに思う、そんな毎日です🍃
↓出勤前に水賀池で撮影した写真です!
そんなところで私の心の声はおしまいにして、本題に移りたいと思います!
先日、弊社の卸のお客様である医療法人 良秀会 藤井病院様主催の腎臓病教室が開催されました。
腎臓専門病院として開院された歴史をもつ藤井病院様は、腎臓病の食事療法に注力されています。
今回参加させていただいた腎臓病教室も、なんと今回で73回目!!
長い歴史のある勉強会です。
私たちは腎臓病食を販売する企業として、取扱い商品の展示をさせていただきました。
コロナ禍が明けて、展示会などへ出展することが徐々に増えてきたこともあり、営業担当が中心となってスムーズに展示ブースを完成させてくれました!
ここまでは以前に参加させていただいたときと同様なのですが、(こちらのブログでも紹介しています!⇒約4年ぶり!腎教室に参加し、低たんぱく商品の展示を行いました)今回はそれに加えて、初の試みが!
それは、腎臓病教室のLINE配信です。
遠方にお住まいの方や当日会場に行くのが難しい方にも、食事療法の考え方や専門医の先生のお話を、どうにかして届けたい…
これはネットショップの運営も行う弊社ならではの想いかもしれませんが、これまでもずっと実現したいと考えていたことでした。
当日までには配信に必要なアイテムを購入したり、リハーサルをしたりと入念に準備を行い、いざ当日!
会場には100名近くの参加者が集まっていました。
今回のLIVE配信は、弊社が運営するネットショップ「ビースタイル」のInstagramとYouTubeチャンネルで行いました。
どのくらいの方が配信を観てくださるのか不安もありましたが、約70名の方がLIVE配信を視聴してくださっていました!
予想以上の方に観ていただくことができ、確かな情報をより多くの方にお届けできたことが本当に嬉しく、やってよかった!と感じました。
腎臓病や透析については病院によって様々な考え方がありますが、当社はこちらの病院さんの考え方に共感することが多く、まずは正しい食事療法を行い、お客様にはなるべく透析の導入を遅らせてほしいと思っています。
腎臓病は知らないうちに進行していることが多く、はじめは不安を感じる方が多いといいます。
しかし、先生が担当されている患者さんは食事療法の知識を積極的に身につけて、前向きな姿勢で病気と向き合っておられる方が多いとおっしゃっていました。
過度に不安やストレスを感じなくていいように、“しっかりと知識をつけて、覚悟をもって食事療法に取り組むこと”が大切だとお話されていました。
私たちもそのような方々をサポートする役目を果たせるように、正しい知識を身につけて「確かな商品・確かな情報をお届けする」をさらに実現させていきたいと思います!
LIVE配信をご承諾いただいた藤井病院様、配信をご覧いただいた皆さま、誠にありがとうございました!
今後とも三嶋商事 ビースタイルをよろしくお願いいたします。
次回の藤井病院様主催の腎臓病教室は、2024年9月29日(日)を予定しております。
また次回もLIVE配信を行う予定ですので、ぜひご視聴くださいませ。
こんにちは!広報担当の山下です。
2月10日に当社の取組みの一つである「南河内嚥下研究会」が主催する市民講座が開講されました!
南河内嚥下研究会は、摂食・嚥下障害の知識と理解を深めることを目的に、管理栄養士さんが主体となって活動されています。
当社からは代表や部長が事務局として活動に携わり、これまでも勉強会に参加したり介護食の展示を行ってきました。
そして39回目となる今回は、はじめての市民講座が開講されました!
私も社内のメンバーと一緒に参加してまいりましたので、当日の様子をご紹介していきたいと思います!
市民講座の会場は、堺市南区にある栂文化会館でした。
そして、今回の目玉は、在宅医としてご活躍されている佐々木淳先生(医療法人社団悠翔会理事長)の特別講演です!
当社もイチ押ししている書籍『年をとったら食べなさい』(著・佐々木淳)の内容に沿ったお話をしていただきました!
講演では、「なぜ年をとったら食べないといけないのか」をとてもわかりやすく、楽しく学ぶことができました。ここから先は、先生のお話の中で特にたくさんの方にも知ってほしい!と私が感じたポイントをご紹介できればと思います。
\会場には、市民の方や医療従事者の方々が大勢集まりました/
ではさっそく…
人生の最期を考えた時、老衰やピンピンコロリを望む方も多いのではないでしょうか。
なるべく苦しまずに、家族や周りの人に迷惑をかけずに…と考えますよね。
しかし、日本では老衰で亡くなる方は全体の約5%、ピンピンコロリのような突然死も約15%なんだそうです。(15%の中には自殺や孤独死も含まれているとのこと。)
そのため、多くの人は要介護や認知症になることは避けられないのが現実です。
正直言うと、あまり受け入れたくない現実ですよね…
そのような実情を知ったうえで、じゃあ私たちはどうすればいいのか?
それは、「要介護や認知症になったときに自分らしく幸せに生きられるために備えること」ことです。
そのために重要なのが、年をとってからも「食べること」と「社会とのつながりを保つこと」です。
中には、痩せていても元気な高齢者もいますが、これまでにもたくさんの高齢者を診てこられた先生曰く、痩せている高齢者は精神的ストレスや病気で入院したときに、ふっくらしている人に比べて元気に戻ってこられる可能性が低いとのことでした。
日本人の成人はBMI=22が標準とされていますが、高齢者はBMI22~29が適正です。
なにかあったときのための「命の貯金」だと思って、体重を2~3kg増やしておくのが良いと話されていました!
また、世界の国と比較した興味深いお話もありました。
お隣の国の高齢者施設では、高カロリー&高たんぱく質の見るからにボリューミーな食事ばかりが提供されています。
講演の中では、実際の写真も見せていただきましたが、日本人が思う「バランスの良い食事」とはかけ離れた食事内容でした。
逆に、日本と同じような食事を提供されている国は、ミャンマーだそうです。
ミャンマーの平均寿命は60歳、世界の中でも貧困だと言われている国でもあります。
世界の中でも長寿トップの日本と、平均寿命60歳のミャンマーでは高齢者が同じような食事をしている…。 知ればいろいろと考えさせられる内容ですよね…!
お隣の国のように…とは言わずとも、年をとってからもしっかり食べて、丈夫な体を維持するためには「口腔ケア」も大切です。
汚い食器でごはんを出されても食欲が湧かないのと同じで、口内環境が良くないと食欲は低下します。
その結果、食事量が減ってしまいフレイルになってしまうケースも少なくありません。
口腔ケアをして、なるべく食形態を落とさず常食に近いものを食べることが健康状態を保つうえで重要なポイントです!
(参考:日本歯科医師会「通いの場で活かすオーラルフレイル対応マニュアル~高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に向けて~2020年版」)
食べることは栄養を摂るだけでなく、家族や友人と「時間」や「美味しさ」を共有するための大切なコミュニケーションの場でもあります。
皆さまも最期まで食べるということを大切に、いつまでも元気に人生を楽しんでいただきたいです!
――――――――――
以上、佐々木先生が講演の中でお話された内容から、一部ご紹介しました!
いかがだったでしょうか…?
ここでご紹介したお話以外にも、講演の中では日本の医療現場の実情や、薬を多用することの危険性などもお話していただき、「食事がいかに大切か」ということを強く感じました。
講演後のシンポジウムでは、「食べたい気持ち」に寄り添った活動をされている先生方の心のこもったお話を聴くことができました!
別会場で行われた“食べる”をサポートする見本市”には、介護食を販売するメーカーが25社集いました。
試食ができる展示会の開催は数年ぶりで、大盛況でした!
\当社からは直接販売担当の2名が展示ブースに立たせていただきました!/
当日ご来場いただいた皆さま、先生方、賛助メーカーの皆さま、誠にありがとうございました!
佐々木先生のお話で学んだ「高齢になっても食べることの大切さ」を現場の管理栄養士さんや通販のお客様へ伝えていくとともに、摂食・嚥下に関する正しい知識を身につけ、より良いお客様サービスができるよう、社員一同精進して参ります!
☆佐々木先生の著書『年をとったら食べなさい』が気になった方はぜひこちらからお買い求めください。
(ビースタイルで書籍1冊のみご購入の場合はネコポスでお届け可能です!)
こんにちは!広報担当の山下です。
早いことで、今年も残すところ10日ほどとなりました。
2023年、皆さまはどんな1年だったでしょうか?
5月には新型コロナが5類に移行し、以前の生活を取り戻せることに喜びと安心を感じておられる方も多いのではないかと思います。
当社にとっても我慢と変化の数年間でしたが、たくさんの方に支えていただき、コロナ禍も業務を継続することができました。
改めて三嶋商事 ビースタイルに関わって下さるすべての皆様に感謝申し上げます。いつも本当にありがとうございます!
また、4年ほどの間、私たちの命を守るために新型コロナと闘ってくれた医療従事者の皆様には心より感謝申し上げます。
さて、ここから話を本題に戻します!
コロナ禍が明け、当社では徐々に社外での展示会が復活しています。
ここ4年ほどは大勢の人が集まる勉強会や展示会は開催されることがなく、社外の方々との交流がかなり少なくなっていました。
(卸部隊では、医療機関への商品の納入時に時間制限が設けられるなど、現場の栄養士さんとの関りも減っていたとか…)
それがコロナが5類に移行されたことにより、当社のお客様でもあるH病院さんでも腎臓病患者様を対象とした勉強会を復活されました。
こちらの腎教室は年3回ほど開催されており、コロナ前の時点でなんと60回以上も開催されている、歴史ある勉強会です!
勉強会では「透析導入を遅らせるための食事療法」について、医師や管理栄養士の先生が話されています。
今年に入ってからもすでに3回ほど開催されており、当社の社員も知識向上と商品展示のために参加しています。
(勉強会の内容について知りたい方は、ぜひ下記のお役立ちブログを参考にしてみてください。)
勉強会での先生の話をもとに、当社でまとめたお役立ちブログはこちら!
・なぜ「低たんぱく」?上手なたんぱく質制限食の使い方
・無理なく続けられる!腎臓病のための簡単低たんぱく食事ガイド
(3月開催の様子)
(7月開催の様子)
(12月開催の様子)
勉強会の会場の後方では、商品カタログや弊社取扱いの低たんぱく商品を展示しました。
商品について熱心に質問をしてくださる参加者の方も多く、準備していたサンプルセットなどもお渡しさせていただきました!
私たちも数年ぶりの展示会だったこともあり、3月は反省点も多くありましたが、回を重ねるごとにスムーズに参加者の方々の対応ができるようになってきました。
なにより、腎臓病の食事療法でお困りの方から直接お話を聴くことができ、私たちの気づきにも繋がっています。
慢性腎臓病や透析については病院によって様々な考え方がありますが、当社はこちらの病院さんの考え方に共感することが多く、まずは正しい食事療法を行い、お客様にはなるべく透析の導入を遅らせてほしいと思っています。
そのために、食事制限がある方にも「食べる」という当たり前の楽しみを届けることが私たちの使命だと感じています。
2024年はさらに外部の方々との関わりを増やし、そこからたくさん学びを得られるように、そしてお客様のお役に立てるように社員一同、精進して参ります!
☆2024年2月には、当社も展示参加する特別講演がございます。
こちらは疾患の有無に関わらず、食べることの大切さを学べる講演会となっております。
参加費無料、どんな方でもご参加いただけますので是非会場へお越しくださいませ。
⇒詳細はこちら
本年もスタッフブログをご覧いただき誠にありがとうございました。
良いお年をお迎えください。
こんにちは!広報担当の山下です。
今回のブログでは、弊社が「確かな商品・確かな情報をお届けする」ために社内で実施している「症例検討会」の様子をお届けしたいと思います!
正社員が毎月第一土曜日に出勤する「みしまの日」。
この日は基本的には通常業務は行わず、全員が参加するミーティングや売上実績の確認、直近1ヶ月のQOL向上エピソードを共有する時間などが設けられています。
そして、みしまの日のプログラムで昨年から実施しているのが「症例検討会」です。
症例検討会は「ケースカンファレンス」と呼ばれることもあり、医療の分野ではよく行われています。
様々な専門職が集まり、具体的な事例を出しながら治療や支援の方向性を検討するのが目的です。
弊社は医療現場に立ち会うことはほとんどありませんが、“医療の輪”の中にいることを自覚するためにも、具体的な事例から学ぶ機会を設けています。
…しかし、これが本当に難しい...!
はじめに社員で順番に事例を読み上げていくのですが、難しい医療用語や体の名称などが並び、ちんぷんかんぷんなこともあります。
まずは分からない用語を調べて、メンバー同士で共有するところからスタートです。
事例の内容を理解できた後は、出された課題に対してグループで話し合います。
「この方法以外で何かできることはなかった?」
「この事例に対してわれわれができることは?」など、さらに深く掘り下げていきます。
「卸では現場の栄養士さんともっと情報交換をしたほうがいいな」、「通販ではこんなこともできるかな?」とグループで意見を出し合います。
一度読むだけでは話の内容すらよく理解できなかったことが話し合いを重ねるうちに徐々に明確になり、医療の世界はまだまだ知らないことだらけだなと痛感する一方で、医療の実際を知ることが大きな学びになっています。
弊社の事業定義「チーム医療の一員として治療食・介護食を中心にそれにかかわる商品と情報をお届けし、クライアントのQOL向上に貢献します」を実現するのは決して簡単なことではありませんが、今後も症例検討会を通して医療現場への理解を深め、お客様のQOL向上の力になれるよう努めていきたいです。
以上、みしまの日に社員で取組んでいる「症例検討会」についてご紹介しました!
こんにちは。広報担当の山下です。
先月に第38回日本臨床栄養代謝学会が神戸で開催され、私も参加してきたので、その様子をご紹介します。
5月9日(火)、10(水)の2日間に渡り、神戸コンベンションセンターにて開催されました。
私は今回はじめて学会に参加したのですが、まずプログラムの多さに驚きました。
現地には登壇される先生方をはじめ、メーカー担当者や全国から集まった医療従事者の方々が大勢いらっしゃいました。
コロナ感染症のこともあり、今回の学会はオンラインでの参加も可能だったので、実際にはもっとたくさんの方が参加されていたのではないかと思います。
ハイブリット型の開催にすることで、遠方の方でも参加しやすくなったのは良いですね。
私は2日目に参加し、様々なプログラムがある中で在宅栄養を中心に学びました。
普段の業務では現場の声を直接聴く機会がなかなかないので、現場ではどんなことが行われているのか、どんな課題に直面しているのかを知ることができて、とても勉強になりました。
(専門的な話も多く、話に付いていくだけでも必死でしたが…)
また、一部の特定機能病院では、診療報酬改定に伴い管理栄養士の病棟常駐が進んでいるという喜ばしい報告が聴けた一方で、栄養のスペシャリストとしての管理栄養士の在り方については考えさせられるものがありました。
食事は薬剤とは違って、「これを食べると病気に効く」「数値が改善される」など、すぐに効果や結果を得られるものではありません。
弊社も治療食や介護食(あくまで食品)を取扱っているので、お客様から商品選びのご相談を受けることも多いのですが、「この商品が良い(効く)」というようにお答えすることはできないのがとても難しいところです…。
また、薬であれば多少マズくても我慢して飲むこともできますが、食事は美味しいものや自分の好きな味のものを食べたいと思うのがごく普通のことだと思います。
そんな食事の面から患者さんを正しくサポートし、臨床面でも食事の効果を示していかなければならないのが管理栄養士の役割です。
食事療法は簡単なことではありませんが、続けることで徐々に数値が改善されたり、病気の進行スピードを遅らせることができるのも事実です。
まさに、私たちが取扱う腎臓病食もそのためにあるといっても過言ではありません。
一度悪くなると回復することはないといわれている腎臓の機能も、正しい食事療法を続けることで病気の進行スピードを遅らせ、透析の導入を遅らせることができます。
弊社では、このような正しい医療の在り方について考えたり、疾病に関する知識を深めることを大切にしています。
社員教育のために社員が学会に参加する卸問屋は珍しいのではないでしょうか…?
今回学会に参加して、現場の現状を知ることができて勉強になったのですが、それともう一つ大きな学びがありました。
それは、弊社の事業定義『チーム医療の一員として治療食・介護食を中心にそれにかかわる商品と情報をお届けし、クライアントのQOL向上に貢献します』の意味を改めて考えることができたことです。
私たちの事業や取り組みが、医療現場や医療スタッフの方々とつながっているということを自覚し、お客様のQOL向上に貢献できるよう、今後も取り組んで参ります!
こんにちは!広報担当の山下です。
今回は情報セキュリティ対策について、弊社で行っていることをご紹介したいと思います。
IT化がますます進む世の中…
サイバー攻撃や企業情報を盗むなどの犯罪は悪質化していて、そのターゲットは行政や大企業だけでなく中小企業にまで拡大しているそうです。
最近では、弊社と同じ大阪にある医療機関がサイバー攻撃を受けたというニュースもありました。
私も、サイバー攻撃と聞くと、「何かヤバいもの…」という認識はありましたが、今回のように自分の身近な場所や、弊社も深く関わる医療の場でこのような被害が実際に出ていると思うと本当に恐ろしいですし、セキュリティ対策の重要性を強く感じます。
弊社も日々、お客様や取引先企業様の情報を取扱っている企業として、近年のこのような状況を知るところからセキュリティ対策をはじめました。
正社員が毎月第一回土曜日に行なっている『みしまの日』の中で、弊社の情報セキュリティ管理責任者のO係長が講師を務め、情報セキュリティ講座を行いました。
数回にわたって行われた講座の中では、情報セキュリティ5か条研修や、普段自分が使っているパソコンのセキュリティソフトについて知るなど、従業員としての対策も学びました。
なんと、最近ではウイルスは1秒間に11個という凄まじいスピードで作られているそうです…!
これを知ってからは、私もつい後回しにしがちだったパソコンや携帯のOSのアップデートを早めに行うように気を付けています。(皆さんも自分のパソコンや携帯が最新のOSになっているか今一度ご確認ください!)
また、11月のみしまの日では、普段の業務の中でどんなセキュリティ事故が発生する可能性があるか、事故が起きてしまったときにどんな対応をすべきかをグループワークで話し合いました。
部署ごとに普段の業務を思い出しながら話し合うことで、「トラックで配送に行く時にこんな危険が考えられる…」「請求書関係やお客様情報の取扱いは注意しないと…」など、具体的なセキュリティ対策について考えることができました。
そして、このようなワークを社内で実施したうえでセキュリティーポリシーを制定し、弊社はSECURITY ACTION2つ星を宣言しました!
「SECURITY ACTION」とは、IPA独立行政法人 情報処理推進機構がはじめた取り組みで、中小企業自らが、情報セキュリティ対策に取り組むことを自己宣言する制度のことです。
お客様には安心してお買い物を楽しんでいただけるよう、そして取引先様や会社の大切な情報を守るために、社員一人ひとりが意識を高く持って今後もセキュリティ対策に取り組んでいきたいと思います!
こんにちは。広報担当の山下です。
いきなりですが、皆さんは米粉パンや米粉クッキーなど、米粉でできた加工食品を食べたことはありますか?
名前の通り、米粉はお米を粉にしたものです。
これまでは“小麦アレルギーの方向けのもの”という印象が強かったですが、最近ではグルテンフリーダイエットが注目されたことや、小麦粉の高騰などにより小麦の代替品として使われることも増えてきました。
弊社ネットショップのビースタイルで販売している低たんぱくパンにも米粉が使われている商品がありますが、通常のパンと比べるとパンの中の密度が高く、もちっとした食感が特徴的です。
さて、今回なぜ米粉の話題になったかといいますと…
超高齢社会の新たな嚥下食の形として、いま米粉が注目されているんです!
弊社では先日、嚥下食用米粉『ゼリーノ米粉』の勉強会を行ないました。
この日は、ゼリーノ米粉の販売元である株式会社フードケア様にご来社いただき、社員全員で勉強させていただきました。
嚥下機能が低下した方は、ごはんをミキサーにかけたミキサー粥や、ミキサー粥にゲル化剤を加えてゼリー化したお粥を食べられていることが多いです。
しかし、ゼリー粥を施設や自宅で作るには、お粥やミキサーを準備する必要があり、また調理に手間がかかってしまうのが現状です。
そんな課題を解決できるのが、フードケア様と現場の専門家の共同開発で生まれた『ゼリーノ米粉』です。
ゼリーノ米粉は原料のお米に「高アミロース米*」を使用した米粉で、水を加えて加熱し、冷やし固めるだけでお粥ゼリーが完成します。(*一般的なお米よりもでんぷん中のアミロースが多く、相対的にアミロペクチンが少ない米品種の総称)
ゲル化剤を添加する必要もなく、高アミロース米の加水⇒加熱⇒冷却の過程でゲル化する特性を活かしたゼリー粥です。
国産米100%のお粥ゼリーが簡単に調理できて食べられるのは、嬉しいですよね!
この日の勉強会ではゼリーノ米粉で作ったお粥ゼリーの試食もさせていただきました。
見た目は、切ったときの角や形がしっかり残っていて、スプーンで軽く叩いたり揺すっても変形することはありませんでした。
スプーンの裏でやや強めに押してみると崩れました。
今回は衛生上冷えたものをいただきましたが、温かいものであれば、同様のまとまり具合でもう少しやわらかくなるのではないかと思います。
食感は、「ういろう」に近いような、適度なやわらかさでした。
味は通常のお粥に比べると、お米の風味(炊飯する前の状態)が強く感じられました。
そして食感や味以外の特徴として、ゼリーノ米粉は唾液(アミラーゼ)により離水が起きるという特徴があります。ですので、食べ物を口に入れてから飲み込むまでに時間がかかる方は注意が必要です。
目安としては、普段ミキサー粥を食べることができている方はゼリーノ米粉で作ったお粥をお召し上がりいただけるようです。(※個人差がありますので召し上がる方の嚥下状態に合わせてご使用ください。)
主食として召し上がることはもちろん、おもちのように使用してデザート風にアレンジするのも美味しいと思います!
三嶋商事では、確かな商品、確かな情報をお客様へお届けすることを使命とし、このような勉強会を実施しています。
今回の勉強会もメーカー様から直接お話を聴いて、商品を自分の目で見て、食べることで、嚥下食調理の手間について考えることができたり、食材の特性を活かした画期的な嚥下食について学ぶことができました。
これからも勉強会や試食を通して、確かな情報を身につけたいと思います。
ゼリーノ米粉について詳しく知りたい方はこちら
⇒米粉でやさしい嚥下食とは?
2月15日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
今回は、株式会社宮源 菊地様を講師としてお迎えし『加熱不要のゲル化剤「ミキサーゲル」を使った簡単介護食作りのご紹介』というテーマでセミナーを実施しました。
とろみ剤とゲル化剤の違いや「ミキサーゲル」について学ぶことができました。
今回のテーマにもあるように、ミキサーゲルは加熱不要という特徴を持った便利なゲル化剤です。
その活用方法と併せて、さっそくレポートをお伝えします。
ミキサーゲルは、株式会社宮源が2007年に発売を開始したゲル化剤です。
なんといってもその特徴は、ゼラチンや従来のゲル化剤に必要だった加熱や冷却の作業が必要ないことです。
一般的なゲル化剤を使用した介護食は、
① 食材とだし汁を一緒にミキサーにかける
↓
② ①を鍋に移しゲル化剤を加え、混ぜながら85℃以上になるまで加熱
↓
③ 冷蔵庫で冷やし固める
↓
④ 盛付けて完成 と、少なくともこれくらいの工程が必要になります。
一方ミキサーゲルを使用すると、②の加熱や③の冷却の工程が必要ありません!
洗い物も少なく、調理方法も簡単です。
また、ミキサーゲルはフードプロセッサーやハンドミキサーなどの器具でも調理できるそうです。
商品パッケージにもあるように手で混ぜるだけでムースゼリーになるため、食材をしっとりまとめる程度であればミキサーなしで調理も可能です。
こちらの動画では、調理方法をご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
◇ミキサーゲルを使用し、焼き魚をゼリー化する方法
⇒加熱不要のミキサーゲルを活用したゼリー食作り
◇ミキサーゲルを使用し、刻み食をまとめる方法
⇒混ぜるだけで簡単にできるキザミ食のゼリー寄せ
ではここからは、とろみ剤とゲル化剤の違いなどを簡単にご説明していきます。
飲み込む機能が低下したり、障害があるとサラサラした水のような「粘度の低い液体」は、スムーズに飲み込みにくくなります。そのような物性のものは喉へ流れ込むスピードが速く、誤って気管に入ってしまうと『誤嚥』を引き起こします。
(画像引用:ビースタイル本店 とろみ剤の選び方)
とろみ剤は、液体にとろみをつけることで喉へ流れ込むスピードを遅くし、誤嚥予防と飲み込みしやすくするために粘度調整を行う目的があります。
一方、ゲル化剤は液体をゼリー状やムース状の塊にすることで食べ物や飲み物を飲み込みしやすくする目的があります。
飲み込みを助けるという意味ではどちらも同じですが、固形化できる・できないという違いがあります。
とろみ剤はたくさん使用しても液体を固形化することはできません!
べたついてしまって逆に飲み込みにくくなり、誤嚥や窒息の原因となることがあるので適切な粘度調整が必要です。
とろみ剤とゲル化剤の特徴や違いを理解して、両方を上手に使いこなすことができれば介護食作りの幅も広がるのではないでしょうか。
また、ミキサーゲルのような簡単・便利な商品を使うことによって、調理の負担軽減にも繋がるはずです!
ミキサーゲルの商品ページはこちら
⇒ビースタイル本店 ミキサーゲル700g
ビースタイルでは、その他ゲル化剤やとろみ剤を多数取扱っております!
⇒ビースタイル<とろみ調整食品>
⇒ビースタイル<固形化調整食品(ゲル化剤)>
以上、第21回みしまの研究室レポートでした!
次回【3月16日開催】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
→第22回みしまの研究室WEBセミナー【腸内フローラの重要性と食物繊維の働き】
お申込み期限は3月11日(金)です。
たくさんのご参加お待ちしております!!
寒い冬についつい食べたくなる、おもち。
今回はタイトル通り、低たんぱくのおもち4種を食べ比べてみました!
個人的な感想を含みますが、ご購入の際の参考にしていただければと思います。
今回の食べ比べは、弊社のネット通販ショップ「ビースタイル」を運営する、通信販売部署の社員と共に行いました。(ビースタイル本店へのご来店はこちら→https://www.b-style-msc.com)
(家庭ではあまり見慣れないブルーのナイロン手袋を付けていますが、飲食店や病院等の厨房では必ず青色を使用しています。その理由は・・・ブログの最後でお伝えします☆)
それではさっそく、4種類のお餅をご紹介します。
①ジンゾウ先生のでんぷんお餅(有限会社オトコーポレーション)
②グンプンの力餅(株式会社グンプン)
③グンプンのでんぷんもち(株式会社グンプン)
④越後の丸餅(木徳神糧)※冬季限定商品
これら4つの商品を食べ比べました。
ここからは、それぞれの商品を①、②、③、④で表記していきたいと思います。
まずはじめに原材料の違いですが、
①、②、③は代替餅とも呼ばれ、主にでんぷんを元に作られています。
一方で④のみが、うるち米から作られています。
今回はすべて茹で調理で食べてみました。
出来上がりはこのような感じです!
お餅は軟らかく出来上がっていますが、見た目は4つとも茹でる前と差ほど変わりがありませんでした。全体的に厚みが増し、①、②、③に関しては加熱前と比べて角が少し丸くなりました。
②と③のお餅は表面がツヤっとしており、ハリがありました。
ふっくらと焦げ目をつけて焼き上げたい場合は、オーブントースターで加熱するのが良いかもしれません!
①は透明がかった白色、②と③は見た目がそっくりで少し黄みがかっています。
④は商品名のとおり丸餅で、お米の粒感が残っているような見た目でした。
お餅1つ当たりのたんぱく質量は、以下の通りです。
① 0.05g(1つの重量 約50g)
② 0.2g (1つの重量 約45g)
③ 0.1g (1つの重量 約45g)
④ 0.35g (1つの重量 約50g)
①が他のお餅と比べて一番たんぱく質量が少ないです。
たんぱく質の量が味にも影響するのでしょうか・・・
ここからはそれぞれの味や食感の感想です。(個人的な感想ですのでご参考までに。)
①ジンゾウ先生のでんぷんお餅(有限会社オトコーポレーション)
普通のお餅と比べると、粘り気がなく、もったり感が少ないおもちでした。
もちもちとした歯ごたえは感じられました!
もち入りのお菓子などに使われているお餅と食感は似ているように思います。
他の3つのお餅との一番違いは、香りや風味です。
そのまま食べると、独特な風味が少し気になりました。
お好みで味付けをして食べるのが良いかもしれません。
私たちはきなこを少し多めにかけて食べてみたのですが、美味しくいただくことができました!
代替餅(①、②、③)の中では、一番ふつうのお餅に近いように感じました。
でんぷんの匂いは気にならず、ほんのりとお米の甘みも感じられます。
こちらも粘り気は少なく、もちもちとした歯ごたえでした。
ビースタイルで販売中のお餅の中でも、人気が高い商品のようで、食べ比べをした社員からも「美味しい!」と好評でした。
②と同じ、株式会社グンプン様の商品です。見分けがつかないほどそっくりな見た目をしています。
こちらもでんぷんの匂いは気になりませんでした。
個人的には、他のお餅と比べて一番歯切れが良いと感じました。
しっかりとした弾力もありつつ、歯切れが良いのが特徴です。
エネルギーやリン、カリウムなどの栄養成分は②と差ほど変わりがありません。
今回食べ比べたお餅で唯一、お米から作られているお餅です。
出来上がったときの香りは普通のお餅と同じで、良い香りでした。
食べてみると、お米の粒感が残った見た目の通り、おはぎに近いように感じました!
他の3つのお餅は、少し冷めても噛み応えの強いもちもち感が残りますが、こちらは冷めてしまうと粘り気や伸びががなくなってきてしまうように感じました。
歯切れが良いので、食べやすさは◎です。
「おもちの伸びを感じたい!」という方は、出来立てすぐに食べることで、多少解決できるかもしれません。
味は普通のお餅と変わりなく、美味しくいただけました。
以上が、4種を食べ比べてみた(個人的な)感想でした!
味や食感は好みにもよりますが、調理方法や食べ方によって食べ分けてみるのが良いかと思います!
今回登場した4種のお餅はすべてビースタイルでご購入いただけます☆
商品名をクリックすると商品ページへ移動することができます。
(④の越後の丸餅は冬季限定のみ販売となっておりますのでご注意ください)
↓ ↓ ↓
①ジンゾウ先生のでんぷんお餅(有限会社オトコーポレーション)
②グンプンの力餅(株式会社グンプン)
③グンプンのでんぷんもち(株式会社グンプン)
④越後の丸餅(木徳神糧)※冬季限定商品
商品ページでは栄養成分を詳しくご覧になれるほか、実際に商品を購入されたお客様のレビューを見ることができます。
おすすめの食べ方などを紹介している方もいらっしゃいますので、今回のブログと合わせて参考にしてみてくださいね!
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☆ブログの初めに出てきた、ブルーの手袋を使用していたワケとは・・・
ズバリ、異物混入防止のためです!
手袋を付けて食材の下処理や調理を行なう中で、食材と一緒に手袋を包丁やハサミで切ってしまい、気づかないうちに手袋片が調理中の食べ物に紛れ込んでしまう…ということがあります。
そういったとき、青色の手袋であれば(青色の食材はほとんどないため)異物として見つけやすく、お客様や患者様に異物が入ったままの食事を提供することを防ぐことができます。
弊社は衛生商品等の取扱いも行なっているため、今回のように社内で調理をする際にも現場と同じものを使用しています。
10月13日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします。
なんと、今回で20回目の開催となりました!新型コロナウイルスの影響により、今年の2月からはzoomを用いて『みしまの研究室WEBセミナー』として開催をはじめました。
WEBセミナーをはじめた当初は、画質や音の調整などオンラインならではの課題も多くありましたが、年内最後となる今回のセミナーは、参加されている方にとって「見やすい・聴き取りやすい・分かりやすい」セミナーとなったのではないかと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは今回のセミナーの内容を簡単にお伝えしていきたいと思います!
今回は、株式会社ハーバー研究所 メディカルフーズ事業部 川口玄器様を講師としてお迎えし、『乳糖果糖(ラクトスクロース)について』というテーマでセミナーを実施しました。
皆さんは「オリゴ糖」をご存じですか?聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
最近ではオリゴ糖が配合されたチョコレートなども多く販売されており、〝糖として吸収されないオリゴ糖″と紹介されるなど、その機能にも注目が集まっています。
私たちの腸にはたくさんの腸内細菌が存在しており、その中で身体にとって良い影響を及ぼすといわれているのが「善玉菌」です。
善玉菌には生きたまま腸に届いて働く「プロバイオティクス」と、プロバイオティクスのエサとなって善玉菌の増殖を促す「プレバイオティクス」があります。
プロバイオティクスにはヨーグルトや味噌などの発酵食品があり、プレバイオティクスには、今回のテーマであるオリゴ糖や食物繊維が該当します。
オリゴ糖の種類
そもそもオリゴ糖は、「糖」と付くように、炭水化物の仲間です。
糖の中で、一番小さい単位(それ以上分解できないもの)を単糖類と呼び、ブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)などがあります。
オリゴ糖は、これら単糖類がいくつか結びついてできたもののことを指します。
例えば、グルコースとフルクトースが結びついてできた「ガラクトオリゴ糖」やグルコース2つが結びついてできた「イソマルトオリゴ糖」などがあります。
ハーバー研究所様のオリゴ糖関連商品は、ガラクトースとグルコースとフルクトースが結合した「乳糖果糖オリゴ糖」を使用されています。乳糖果糖オリゴ糖は、他のオリゴ糖に比べて少ない量で排便効果があり、多く飲んでも下痢をしにくいという特徴があります。(効果が期待できる最小必要量:2g/日、下痢をしない最大摂取量0.6g/体重kg)
乳糖果糖オリゴ糖の機能
乳糖果糖オリゴ糖は胃や小腸で吸収されにくく、大腸まで届いてビフィズス菌のエサになります。それによって大腸が活発に動くようになり、便秘や下痢の改善が見られます。また、大腸で短鎖脂肪酸に分解・吸収されることから、短鎖脂肪酸が腸の細胞に働きかけてセロトニンというホルモンを分泌させます。このセロトニンは別名「幸せホルモン」と呼ばれており、精神を安定化させる働きがあります。
乳糖果糖オリゴ糖商品の特徴
オリゴ糖を継続的に摂取することで、便秘や下痢の改善が期待できます。
ハーバー研究所様の「オリゴワンヨーグルトサワー味」は、有効性や安全性などの科学的根拠を示して、国の審査のもとに消費者庁の許可を受けた特定保健用食品でもあります。
なるべく少ない摂取量で効果を感じたいという方には「オリゴ糖シロップ」がオススメのようです。(小分けで使いやすい分包タイプもあります!)
乳糖果糖オリゴ糖は、砂糖の30~50%の甘さで、エネルギーは砂糖の半分の2kcal/gです。砂糖のように甘くないため、シロップをそのまま摂取するのも良し、食事や飲み物に混ぜても元の風味を損なわずに摂取できるそうです!(摂取の目安は1日小さじ1杯(7g))
当セミナーの司会を務めていた橋本も、オリゴ糖シロップを毎朝ヨーグルトに入れて食べているようで、「摂り始めてから風邪を引かなくなった!」とセミナー最後に話しておりました。
マウスを用いた実験では、乳糖果糖を摂取したマウスは腸管免疫が元気になり病原菌を攻撃する抗体(IgA)が、摂取しないマウスに比べて多くなるという結果が出ています。(引用論文 マウスにおける腸管免疫反応に及ぼすラクトスクロース連続摂取の影響)
オリゴ糖シロップは、摂るタイミングはいつでも良いそうですが、効果が出るまでに2週間~1ヶ月はかかる(個人差がある)ため、毎日忘れずに飲み続けることが大切です!
以上、第20回みしまの研究室レポートでした!
冒頭にも書いたように、今回のセミナーが今年最後になります。ご参加いただいた皆さま、どうもありがとうございました!
次回の開催は日程やテーマが決定しましたら【新着情報】にてお知らせいたします。
9月15日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
今回は、株式会社ココウェル 水井 裕様を講師としてお迎えし、『ココナッツオイルとMCTオイル講座』というテーマでセミナーを実施しました。
ココナッツといえば、ココナッツミルクやココナッツオイルなど、お菓子に使われていることも多いですよね。
なんとココナッツオイルを摂取することで、体に良いことがたくさん期待できるようです!
今回のセミナーでは、最近注目の「MCT」についても学べる内容でした。
それでは、ここからは今回のセミナーの内容を簡単にお伝えしていきたいと思います!
ココナッツはアジアや太平洋、中米や南米などの熱帯・亜熱帯の開発途上国に多く分布しているココヤシの果実です。
ココナッツといえば、独特のあまーい香りが特徴的ですよね。
ですが、あの香りがするのはココナッツの胚乳である白い部分のみなのだそうです!
胚乳の中にある水(ココナッツウォーター)はカリウムやナトリウムなどのミネラルを多く含み、栄養価が高いことから戦時中には点滴代わりに使われていたようです。
ココナッツオイルの特徴① 熱や酸に強い
ココナッツオイルは熱や酸化に強いという特徴があります。
その酸化安定性は一般的に使用されているサラダ油やオリーブ油と比較しても、3倍以上も高いそうです!
ではなぜ他の油脂類と比べてココナッツオイルは熱や酸化に強いのでしょうか?
それは、ココナッツオイルの 92% が 飽和脂肪酸 という脂肪酸で構成されているからです。
飽和脂肪酸は構造上、二重結合を持たず、安定しているため熱や酸化の影響を受けにくいという特徴があります。
その特徴を活かして、ココナッツオイルは炒め物や揚げ物などの熱を加える料理に向いているそうです。(フライオイルとして何度か使用することも可能なようです!)
「ココナッツオイル」と聞くと、ココナッツの香りが気になって料理には使いにくそうなイメージですが、香りが付いていない商品もあるみたいです。
↓こちらココウェル様の有機プレミアムココナッツオイルは、独特の香りもなく使いやすい!
(画像をタップ・クリックすると商品を詳しくご覧いただけます)
ココナッツオイルの特徴② MCTが豊富
MCTとは、Medium Chain Triglycerideの略で、日本語にすると「中鎖脂肪酸」です。
最近はMCTオイルとしてスーパーなどでも販売されているので、ご存じの方もいらっしゃるかもしません。
ココナッツオイルには、この MCT(中鎖脂肪酸)が約60%含まれています!
MCTってどんなもの?
またまた脂肪酸のお話になりますが、脂肪酸はその長さによって「長鎖脂肪酸」と、その半分くらいの長さの「中鎖脂肪酸」に分けることができます。脂肪酸であることには違いはないのですが、長さが違うことで私たちの身体に入ったあとの消化吸収の経路が異なってきます。
キャノーラ油やオリーブ油などの長鎖脂肪酸の油は、小腸から吸収されたあとリンパ管を通って脂肪組織や肝臓に運ばれます。
一方、中鎖脂肪酸は水に馴染みやすい特徴を持っており、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解・貯蔵されます。
通る場所が違うだけでそんなに差があるの?と思うかもしれませんが、
なんとMCTは他の油に比べて約4倍の早さで吸収されます。また、短時間でエネルギーになるという特徴も!!
今でこそ認知度が上がってきたMCTですが、アスリートの食事や医療現場では有効性が評価されており、MCTオイルやMCTパウダーが長年使用されています。
MCTはケトン体になりやすい
私たちは普段、炭水化物(糖質)をエネルギー源としていますが、飢餓状態になり糖質が不足すると筋肉のたんぱく質や脂肪をエネルギーとして利用する仕組みがあります。
脂肪をエネルギーにできるなんてラッキー♪と思うかもしませんが、脂肪細胞に貯蔵されている中性脂肪はそのままの形ではエネルギーとして利用できません。
そこで中性脂肪は肝臓に運ばれ、ケトン体に変換されることでエネルギーとして利用することができるのです!
なんとMCTを摂取することで、ある程度糖質(ブドウ糖)を摂取していてもケトン体が生成できることがわかっています。
つまり言い換えると、過度な糖質制限をしなくてもMCTを摂取することで脂肪酸をエネルギーとして利用することができるというわけです!
ダイエット効果が期待できるほか、ケトン体には抗癌作用や脳のエネルギーとして利用できるといったメリットがあります。
↓こちらココウェル様の有機ココナッツMCTオイルは、MCTが約95%も含有されています。
(画像をタップ・クリックすると商品を詳しくご覧いただけます)
現代の日本では食の欧米化が進み、油脂類の摂取量が多くなっています。
揚げ物のような明らかに油脂が多そうな食べ物だけでなく、炒め油や調味料など自分でも知らず知らずのうちに摂取していることが多いですよね。
油の摂りすぎはやはり良くありませんが、私たちの体に必要なものであることにも間違いありません。
だからこそ、なるべく質の良い油を摂取するよう心掛けることが必要ですね!
三嶋商事が運営するネットショップ ビースタイルでも多数のMCT関連商品を取扱っております!
詳しくはこちらをタップ・クリックしてご覧ください。
以上、第19回みしまの研究室レポートでした!
次回【10月13日開催】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
→第20回みしまの研究室WEBセミナー【乳糖果糖(ラクトスクロース)について】
お申込み期限は10月8日(金)です。
たくさんのご参加お待ちしております!!
7月14日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
第17回目は、ギフモ株式会社 共同起案者 水野 時枝様と小川 恵様を講師としてお迎えし、『簡単調理!いつもの手料理がやわらか食に大変身』というテーマでセミナーを実施しました。
今回はWEBセミナーが始まって以来初めて、講師の方に弊社へお越しいただいてセミナーを実施しました。当日はカメラワークや音声など、われわれも今まで以上に確認を重ね、本番を迎えました。
ここからは今回のセミナーの内容を簡単にお伝えしていきます。
今回のセミナーでは、こちらのDeliSofter(デリソフター)が大活躍!
デリソフターは、3つの機能(圧力鍋・低温調理・やわらか食)を持ち合わせた画期的な調理家電です。
やわらか食が作れるだけでなく、炊飯や煮込み料理なども美味しく作れるのが嬉しいポイントです!
セミナーの中では調理実演もあり、実際に市販のお弁当やお惣菜がやわらか食に大変身しました。(その様子は記事後半で!)
DeliSofter(デリソフター)は今回の講師でもある、水野さんと小川さんがご両親の介護を経験した際に感じた苦悩や「こんなのあったらいいな」から誕生しました。
人は病気や老化に伴い、食べた物を噛んで飲み込む機能(摂食嚥下機能)が低下していきます。
嚥下機能が低下すると誤嚥を引き起こしてしまう可能性もあることから、揚げ物や根菜類など硬い食材を省いたり、普通の食事をミキサーなどで流動化する必要があります。
在宅介護をしている場合、普通の食事を作るのとは別にこのような調理を毎日・毎食行うことは、介護する側の大きな負担となります。
また、家族と同じものを食べられないことや流動化され何を食べているのかわからない食事は食べる側もストレスになってしまいます。
デリソフターはそんな両者の課題を解決できる、
簡単に、“家庭の味を介護食に” “目で見て、噛んで食事を楽しむこと”が実現できる商品です。
調理済みの食事をやわらか食に調理できるので作り分ける必要はありませんし、見た目もそのままなので家族と同じものを食べられる喜びも感じられます。
デリソフターは高齢者だけでなく、障害児の親御さんにも注目されており、最近は情報番組などでも取り上げられています。
今回のセミナーでは実際に市販のお惣菜・お弁当(からあげ弁当・牛丼)をデリソフターで30分程度調理し、やわらか食に変身しました。
肉料理など繊維質なものは、付属のデリカッターでスタンプしてからデリ調理を行うことで、繊維が分断されるとともに、食材中心部にも熱が通りやすくなります。
デリカッターは食材の形を崩さず、見た目はそのままで72刃の隠し包丁をいれることができます!
現在、特許申請中のデリカッター からあげをデリカッターでスタンプ
デリソフターに入れて30分程度でできあがり!
食品の物性を簡易的にチェックできる「カメルカ」を使って、調理前と調理後のからあげのやわらかさを比較してみると……
デリソフターで調理する前 デリソフターで調理した後
調理前のからあげは、ペットボトルの先端(細い部分)が見えていますが、調理後はからあげがやわらかくなっているため、ペットボトルの先端は埋まって見えなくなっています。
カメルカを使った物性測定では、調理後のからあげは、『歯ぐきでつぶせるかたさ』になっています!
そして急遽、弊社社員の南條も配信中のセミナーに登場させていただきました。
調理後のお惣菜を試食し、感想をお伝えさせていただきました。肉は歯ぐきでつぶせるやわらかさに、牛丼のごはんも形はそのままで軟飯のようにやわらかくなっていたようです!
デリソフターを使用し、簡単な操作をするだけで普段の食事がやわらか食に大変身しました。
デリソフター購入時に付属しているメニュー表(作り方)には調味料の分量記載はなく、家庭ごとに“慣れ親しんだ味を一緒に分かち合ってもらいたい”という開発者の想いが込められているそうです。
(GIFMO様のInstagramでは週に一度、デリソフターを使った詳しい調理方法がアップされています!
→@gifmo_derisofter)
デリソフターをはじめとする『ケア家電』が今後社会に浸透することで、誰もがいつまでも“食べる喜び”を感じられると良いなと思います。
・ギフモ株式会社 DeliSofter(デリソフター)のホームページはこちらをタップ・クリック
→DeliSofter(デリソフター)
セミナーの配信終了後は、講師のお二人と弊社社員で記念撮影をさせていただきました。
無事にセミナーが終了し一同、一安心!
講師のお二人からは「緊張したけど、楽しかった!」とお声をいただきました。
以上、第17回みしまの研究室レポートでした!
次回【8月18日開催】みしまの研究室WEBセミナーは、ニュートリー株式会社より鷹屋 潤氏様を講師としてお迎えし、『経腸栄養管理の合併症~逆流、下痢の対策、最近の経腸栄養剤の傾向~』をお届けいたします。
お申込みなど、詳細情報は近日中にホームページの【お知らせ】にアップいたします。
どうぞお楽しみに!
6月16日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
第16回は、株式会社大塚製薬工場 與語 郁夫様を講師としてお迎えし、『夏場の高齢者の脱水と経口補水療法』というテーマでセミナーを実施しました。
最近は、じめじめとした暑さが続きますが、皆様どのようにお過ごしでしょうか。
これからもっと暑くなると考えただけでも嫌になってしまいますよね…
夏がやってくる前に、脱水と経口補水療法について我々と学びましょう!ということで、
ここからは今回のセミナーの内容を簡単にお伝えしていきます。
今回のテーマでもあり、よく耳にもする『脱水』とはどういう状態のことなのでしょうか。
文字通り、身体から水分が奪われてしまうことと考えがちですが、実は奪われているのは水分だけではありません!
『脱水』とは、身体から水と塩分を失うことなのです。
体液(身体の中にある水と塩分)が失われ、脱水症に陥ってしまうと微熱や口渇感、尿や発汗の減少が見られ、症状が重症化すると意識消失やけいれんを引き起こしてしまいます。
高齢者が脱水症になりやすい原因としては、これらのことが考えられてます。
・高齢になると食欲が落ちてしまい、食事から水分や塩分の摂取量が減少してしまうこと
・感覚機能の低下により、暑さや喉の渇きが感じにくくなってしまうこと
・成人に比べ体液が減っていること などです。
(画像:株式会社大塚製薬工場)
画像をクリック・タップすると、さらに詳しい資料をダウンロードしていただけます。↑↑
成人では体重あたり60%を占める体液が、高齢者なると50%まで減少してしまいます!
十分な水分摂取が必要であるにも関わらず、暑さや喉の渇きを感じにくい身体になっているということです。
喉の渇きを感じてからではなく、こまめに水分補給をすることが大切だということがわかりますね。
脱水状態になってしまった身体には、水分+電解質+糖質の配合量とバランスがポイントであり、一般的なスポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、糖度濃度は低い経口補水液(ORS)が適しています。
水やお茶は塩分を含んでおらず、体液の濃度を薄めてしまうため、脱水時の補給には適しているとはいえません。
脱水症状が出た際は、水分補給さえできれば何でもいいというわけではないので注意が必要です!
株式会社大塚製薬工場のオーエスワン(OS-1)シリーズは、消費者庁から許可された特別用途食品・個別評価型病者用食品であり、乳児期から高齢者の軽度から中等度までの脱水症に適しています。
(画像:株式会社大塚製薬工場)
画像をクリック・タップすると購入画面に移ります。↑↑
夏に向け、脱水症にならないように規則正しい食生活・こまめな水分補給を心がけましょう!
オーエスワン(OS-1)は、嚥下困難な方やお子様にも飲みやすいゼリータイプもあります。(ドリンクタイプよりも塩味を感じにくく、飲みやすい!)
本格的な暑さがやってくる前に、オーエスワン(OS-1)を準備しておくことをオススメします!
・オーエスワン(OS-1)のご購入はこちら
→ビースタイル本店 オーエスワン(OS-1)
・オーエスワン(OS-1)の詳しい情報はこちら
→経口補水液 オーエスワン(OS-1)
・オーエスワン(OS-1)とポカリスエットの違いとは?過去のブログはこちら
→OS-1とポカリスエットの違いを分析!
・脱水症・熱中症に関する資料のダウンロードはこちら
→素早く見つけて、すぐ対策!脱水症&熱中症|経口補水液オーエスワン(OS-1)|大塚製薬工場
以上、第16回みしまの研究室レポートでした!
次回【7月14日開催】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
→第17回みしまの研究室WEBセミナー(簡単調理!いつもの手料理がやわらか食に大変身)
お申込み期限は7月9日(金)となります。
たくさんのご参加お待ちしております!
5月19日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
第15回は株式会社フードケアで介護食シェフとしてご活躍中の在川一平様を講師としてお迎えし、『手作りと既製品を組み合わせた嚥下調整食のご提案』というテーマでセミナーを実施しました。
今回のセミナーは調理実演もあり、嚥下調整食のコード分類を理解するにはとても分かりやすい2時間だったと思います。
では簡単にですが、今回のレポ―トをお届けします!
2時間のセミナーのうち、前半は嚥下調整食を作る際の工夫や『嚥下調整学会分類2013』について説明がありました。
嚥下調整食学会分類2013では、このようにコード分類されています。
(図:healthy-food.co.jp)
図からもわかるように分類0や1は、とろみが付いているものやゼリー・ムースなど、分類2は特に嚥下に、分類3,4は咀嚼に関係していることがわかります。
今回のテーマにもあるように、嚥下調整食を作る際は、既製品と手作りをうまく組み合わせることがポイントです。
では、既製品と手作り、それぞれの強みを考えてみましょう!
既製品は、人件費や光熱費が削減されることからコスト削減、調理時間の短縮、また不慣れな方でも簡単かつ安定した料理の提供が可能であることなどが強みとして考えられます。
一方で、手作りの強みは素材から料理するため味の幅が広がることや、喫食者の摂食嚥下状態に配慮した調理ができること、見た目の形や物性を自由に仕上げられることなどがあります。
調理実演ではトンテキを分類2・3・4に相当する形態で作りました。
トンテキは、舌でつぶせる柔らかさのマルハニチロ やさしい素材を使用しました。
スチコン(スチームコンベクションオーブン)で加熱したものがこちらです。
写真からも簡単に押しつぶせることがわかります。
このままではあまり食欲がそそられるような見た目ではないため、ここで一工夫加えます!
とろみを付けたソース(中濃ソースやケチャップを混ぜて作ったソースに対して1%程度のとろみ剤を加えたもの)をかけ、表面をバーナーであぶっていきます。
焦げ目がつくことで、美味しそうな見た目になっています!
オンライン配信のため、匂いまではわかりませんが、いい匂いであること間違いなしです!
こちらは、嚥下調整食学会分類2013のコード分類4に相当する柔らかさです。
分類3は、バーナーであぶることで断面などが少し硬くなってしまうことがあるため、バーナーであぶらずにソースをかけて完成です。
続いて、コード2ー1と2ー2の調理です。
コード2は、病院や施設ではミキサー食やペースト食と呼ばれるものに該当します。
2ー1は物性が均一でなめらかである必要があるため、繊維質な野菜などはミキサーにかける前に柔らかく調理しておくことや、ミキサーにかけた後にうらごすなどの工夫が必要です。
また栄養価を下げないためのポイントとして、
通常であれば、だしを入れてミキサーをかけることが多いですが、その代わりにお粥ゼリーを入れることで栄養価を損なわずに調理することができます!
このように、コード3で調理したトンテキに同量のお粥ゼリーを加え、混ぜ合わせます。
柔らかいゼリーやムースなどは、押しつぶして形態を変化させることができるため、手元調理を行うのも工夫の一つだそうです。
ミキサーを使うと洗い物が増え、手間がかかってしまうのが現実…
手元調理をすることで物性を目で確認しながら調理できますし、手間も少なくて良いですね!
コード2ー2はこちらで完成です。
このコード2ー2をミキサーにかけることで、均一な物性になり、コード2ー1が完成です。
写真でも物性がなめらかであることがわかります。
これでコード4、3、2ー2、2ー1すべてが完成しました!
コードごとに並べてみると、こんな感じです。
やはり見た目に関してはコード3や4のように、形がのこっているものは美味しそうに見えます。
今回の調理実演を通して、特にコード3と4に関しては既製品を使用することで、かなりの時短になることもわかりました。
「手作り」と「既製品」を組み合わせることで両方の強みを活かし、嚥下調整食をより簡単に・安く・幅広い食事の種類を提供できるのではないでしょうか?
以上、第15回みしまの研究室レポートでした!
次回【6月16日】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
→第16回みしまの研究室WEBセミナー(夏場の高齢者の脱水と経口補水療法)
お申込み期限は6月11日(金)となります。
たくさんのご参加お待ちしております!
4月14日に開催された『第14回みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
第14回はニュートリー株式会社様を講師としてお迎えし、
『がんと栄養管理』についてセミナーを開催しました。
今回はWEBセミナーが始まって以来、一番多くの方にご参加いただきました。
がんは日本の死因1位を占めているということもあり、やはり関心を持たれる方が多かったのでしょうか。
私も自分のデスクから参加させていただきました。
ここからは今回のセミナーで学んだ内容を簡単にお伝えしていきます。
まずは、がん治療と栄養障害についてです。
がん患者の20~80%は、がんの進行に伴い代謝異常と食欲不振により体重が減少し、さらに低栄養になる「がん悪液質」という様態に陥るといわれています。
がん悪液質は、がんの代謝による炎症によって引き起こされます。
がんの代謝による炎症とは?
がん細胞と周囲の組織は、がん細胞に反応して常に炎症性サイトカインという物質を放出しています。
炎症性サイトカインの放出は、がんが進行するにつれ増加し、細胞内の水分調整を乱し、胸水や浮腫などの病態を伴うがん悪液質に至ります。
また、がん細胞から放出されるLPM(腫瘍産生因子)、PIF(悪液質誘発因子)という物質が脂肪や筋肉を減少させるといわれています。
がんは基礎代謝や糖質代謝が亢進することや糖質や脂肪、骨格筋の分解が亢進する消耗性疾患であると考えられます。
また、がんは手術や治療によっても炎症が起こり、それが栄養障害に繋がります。手術では、がんのみを切除するだけでなく正常組織にも侵襲が及ぶためです。
手術によるストレス状態では、骨格筋の異化が亢進し、尿中亜鉛排泄量が増加することで、亜鉛が欠乏するといわれています。
(尿中亜鉛排泄量が正常値の40倍程度になるとの報告もあるそうです!)
また、手術の副作用としてあげられる口内炎や味覚障害には、ビタミンやミネラルの補給が必要です。
ニュートリー株式会社様のブイ・クレスシリーズは、不足しがちな微量栄養素を補うことができ、抗がん剤・放射線治療に向き合う方に効果的な食品です。
がんの栄養管理として、体力を維持し回復を早めるためには、
口から栄養を摂る(腸管を使って栄養を摂る)ことが重要です。
以上、第14回みしまの研究室のレポートでした。
次回【5月19日】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
→第15回みしまの研究室WEBセミナー(手作りと既製品を組み合わせた嚥下調整食のご提案)
お申込期限は5月14日(金)です!
3月24日に開催された『第13回みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!
第13回はヘルシーフード株式会社様を講師としてお迎えし、
『高濃度栄養食リピメイン400とCOPD病態について』のセミナーを開催しました。
セミナー開催中の社内はこんな感じです!
写真は、司会進行の後藤とサポート担当の橋本です。
この二人の見事な連携プレーにより、みしまの研究室はスムーズに進められています。
では、ここからは今回のセミナーの内容を簡単にお伝えしていきたいと思います。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは従来、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれていた病気の総称で、その最大の原因は喫煙であると考えられています。
喫煙者の15~20%がCOPDを発症すると言われており、日本のCOPD総患者数は26万人(厚労省2014年)にのぼるといわれています。
しかし未受診・未診断患者が相当数いると考えられており、症状(咳や息切れ)がありふれているため見逃されやすいのが問題でもあります。
COPDは患者さん本人が病気に気づきにくいだけでなく、病院での栄養管理が十分に行き届いていないことも問題とされているそうです。
なぜそういったことが起こるのでしょうか?
これは栄養障害が発生すると、通常、血液中のたんぱく質の約6割を占める「アルブミン」の数値は低下すると考えられています。
しかし、COPDによって引き起こされる低栄養の場合、
エネルギーとたんぱく質両方が足りない状態であることが多く、たんぱく質の分解が亢進していることから、血液中のアルブミン値が正常もしくは正常に近い数値であることが多いといわれています。
その結果、栄養スクリーニングで漏れてしまい、適切な栄養サポートが行われていない場合があるそうです。
COPDは呼吸筋力が低下することなどにより、一般の人に比べ呼吸に多くのエネルギーを消費します。
そのため、安静にしていても代謝が亢進してしまうという特徴があります。
食事をすると息苦しく感じることなどから、栄養障害としては低体重があげられます。
%IBW 90%未満(軽度栄養障害)・・・74%
%IBW 80%未満(中等度栄養障害)・・・45% と、
COPD患者の70%以上が低体重であることがわかっています。
%IBW=%標準体重=現在の体重/BMI22(標準体重)×100
では、低体重を予防する(進行させない)には、どのような食事管理が必要でしょうか。
COPDの食事管理は高エネルギー食が基本となります。
中でも、高脂質の高エネルギー食が有効とされています。
三大栄養素と呼ばれる「糖質・脂質・たんぱく質」は、
それぞれ身体の中で1gあたり4kcal・9kcal・4kcalのエネルギーになります。
つまり、脂質は糖質・たんぱく質と比べ、少量で高エネルギー補給ができます。
また、脂質は呼吸商が糖質・たんぱく質と比べて低いことも関係します。
食事で摂取した栄養素を分解してエネルギーにする際には酸素が消費され、二酸化炭素が排出されます。
このとき、消費する酸素1に対して排出した二酸化炭素の量を「呼吸商」と表します。
糖質・脂質・たんぱく質それぞれの呼吸商は、1.0・0.7・0.84 とされています。
COPD患者は息苦しさなどにより、呼吸で二酸化炭素を排出する機能が低下していることから、呼吸商の低い栄養分を摂取し、肺の負担を軽減することが大切です。
つまり、脂質が一番負担が少なくエネルギーを摂取できるということです。
ヘルシーフード株式会社様のリピメイン400は、
・少量で手軽に高エネルギー補給ができる(400kcal/120g袋)
・高脂質・高MCTで構成(15.4g/袋)
・BCAA、ビタミンB群、亜鉛を配合 などの特徴があり、COPDにより食欲が低下した患者様に適した高濃度栄養食となっています。
画像をタップ・クリックすると商品ページに移行し、栄養成分値などをご覧いただけます↓
このような少量でしっかりとエネルギーが補給できる食品を取り入れることや、膨満感や食欲不振を軽減するためにゆっくり食べる・少量で何回かに分けて食べることが重要です。
以上、第13回みしまの研究室のレポートでした!
次回【4/14(水)】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
→第14回みしまの研究室WEBセミナー(がんと栄養管理)
※申込期限は2021年4月9日(金)です!
こんにちは、直接販売担当の南條です。
世間ではコロナウイルス感染拡大のニュースばかりですね。
まだまだ不安な日々が続きますが、私たちは医療機関や福祉施設にも商品をお届けするので休む訳にはいきません。
先日、夏季休業を控えた私たちの仕事はピークを迎えました。
倉庫は荷物との格闘、事務所は受発注との格闘でした。
会社全体で、注文を頂いた食品がお客様に無事に届くために必死に業務をしていました。
ところで、先日、私たちが参加している「ミライ企業プロジェクト」の取り組みの一つとして私の「働く価値観」をテーマにした講義を、近畿大学の学生さんを対象に話す機会がありました。
今回はこのことについての記事を書きます。
(ミライ企業プロジェクトのHPはこちら)
今回は学生さんと企業の接点を作ることを目的とした取り組みで、”zoom”というサービスを利用したオンライン形式での授業となりました。
(オンライン形式で授業・・・・時代がどんどん進んでいます。)
さて、今回この取り組みに当社からは私が参加させて頂いた訳ですが、準備段階で何を話そうかと思い・・・と、その前に私にとって学生時代は12年(干支一周!)以上前でして、改めてそれだけ年月が経ったことに気付き、時の流れの早さに驚きました。
そして、働く価値観って何だろうと考えると、20代の頃と今では仕事に対する考え方が変化している事に気が付きました。
特に、私の中で30代の今は、仕事があることに感謝している事が大きな変化です。
20代の頃の私はどちらかといえば自分中心の考え方でした。
今は、自分で言うのも恥ずかしいですが、より会社やお客様の事を考えて仕事が出来ていると思います。
それは働くことに対して感謝の気持ちが強くなったからだと思います。
先ほども書きましたが、私たちのお客様は医療機関・福祉施設・一般の方と多彩で、扱っている商品は生きるために欠かせない「食品」です。
時にはお客様から納期や栄養成分について厳しいお言葉をいただくこともありますが、その先の「ありがとう」という言葉にやりがいを感じます。
そのような内容を(本当はもう少し長いのですが)学生さんに対してお話しました。
自分の事を振り返り、それを話すということは貴重な体験でした。
今回の取り組みを通して私が得たものは、普段の仕事を離れて自分を客観視出来る機会を得たことです。
希望を言うと、今回の講義を受けた学生さん達には、私たちの仕事や会社に興味を持って頂けたら嬉しいです。
今回は普段の仕事以外に、このような取り組みもしていますよ、というお話でした。
こんにちは!
直接販売担当の堤です。
新型コロナウイルス感染が拡大していますね。
不安な日々が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか。
早く収束することを祈っています。
さて、弊社では月に1度「みしまの日」という社員全員が参加する会議を開催しています。
主に第1土曜日に行い、先月の活動内容や報告事項などを共有する場になります。
先日は弊社社員、調理師の橋本によるフードケアさんの「スベラカーゼ」という商品を用いた調理実習を行いました。
実はスベラカーゼを用いた調理実習は2回目です。
(前回のブログはこちらhttps://www.mishima-s.com/blog/2020/03/23028/)
前回はスベラカーゼ粥の調理実習でしたが、今回はミキサーにかけた魚をゲル化するという内容でした。(ゲル化とは簡単に言うと液体が固形化した状態です)
【赤魚の煮付ゼリー】
1:1で加水
スベラカーゼ1.5%添加
↓
ミキサーで1分攪拌
↓
加熱80℃
↓
型に流し入れる
↓
粗熱をとる
↓
盛り付け
※スベラカーゼの特徴については是非前回のブログをチェックしてみてくださいね!
さすが元居酒屋の店長、手慣れた動きです。
今回の調理のポイントです。
・スベラカーゼの添加量
・攪拌時間
・温度
食材がゲル化するには添加したスベラカーゼが食材全体に馴染むことがとても重要になります。(スベラカーゼを添加し、「十分に」ミキサーにかけることがポイント)
食材の温度について、先ほどの食材を「80℃まで温める→冷やす」ことによりゲル化します。(70℃前後でゲル化が始まります)
今回のようにスベラカーゼを用いてゼリー食を検討している方は参考にしてみてください。
ゲル化剤は、今回用いたスベラカーゼ以外にもいくつか種類があります。
・加熱が必要なもの(ホットでもゼリー・ソフティアG・スルーパートナーなど)
・酵素入りゲル化剤(スベラカーゼ・ホット&ソフトプラス・ソフティアUなど)
・非加熱ゲル化剤(まとめるこ・ミキサーゲル・ミキサーパウダーMJなど)
それぞれ添加量や温度に違いがあり、また出来上がった食感も違います。
それぞれ特徴の違うゲル化剤を使用することで食事をより楽しむことができるのではないでしょうか。
お求めはビースタイル本店をご利用ください!
https://www.b-style-msc.com/
弊社ではこのような講習を定期的に開催しています。
コロナウイルス感染拡大が収束すれば社外の方をお招きして調理実習や勉強会を開いていく予定です。
ぜひ、三嶋商事の今後の活動にご期待ください!!
顧客対応担当今津です。
ご覧ください。
弊社のランチルームです。
ここは憩いの場であると同時に会議や勉強会、そして(我が家よりりっぱな💦)キッチンもあるのでちょっとした料理教室もできちゃいます。
先日、弊社にて日清オイリオ様による新商品「MCTオイルのお粥にプラス」の勉強会がありました。
こちらは従来の製品より食品とのなじみがよく、油っぽくないためより喫食しやすくなったとのこと。
使い方は今までの物と変わりなく、お粥はもちろんおかずや汁物ソフト食ミキサー食など幅広くお使いいただけるということでした。
さて、わたくし自身、MCTオイルは吸収がよくエネルギーが不足している方に最適であるという認識は持っていましたが今回、どういう時使っているのかということも具体的に知ることが出来ました。
さらに詳しく調べてみると…
MCTオイルとはヤシ科の植物に含まれる中鎖脂肪酸という天然成分のみを取り出したオイルで、一般的な植物油脂と比較して消化・吸収の経路がコンパクトなため、エネルギーになりやすいのが特徴です。
高齢者や食の細い方のエネルギー補給に最適であることはもちろん、体脂肪として蓄積されにくいため食事制限やダイエット時のエネルギー補給としてもよいそうです。しかも脂肪燃焼や便秘への効果も見られるとのこと。
脂質は筋肉を動かすために重要な栄養素であること、さらに持久力アップ、疲労回復にも一役かっておりアスリートの身体づくりやトレーニングにも取り入れられているようです。
また脳のエネルギー源として使われるのはブドウ糖ですが、それに代わるエネルギー源であるケトン体を形成しやすいMCTは脳の活性化を促すため認知機能の低下抑制にも効果があるとされています。
しかも摂取方法は簡単。
出来上がった料理にかけたり和えるだけ!
(ただし、この油で揚げたり炒めたりの使用は不可ですのでご注意!)
などなど、いいことづくめですよね!
ですが、なんといってもやはりオイルなので取りすぎるとカロリーオーバーや下痢になることもあるとのこと。
ということでご自分の最適な量を見極めることが重要ですね😊
興味のあるかたはこちらまで…
https://www.b-style-msc.com/SHOP/92655.html
こんにちは、直接販売担当の橋本です。(調理師の資格を持っています)
先日社内で行いました、スベラカーゼを用いたミキサー粥の調理実習レクチャーについてお伝えさせていただきます。
スベラカーゼとはなんぞや?という方へ
取扱いサイトはこちら
簡単に言うと、お粥特有のベタつきを無くすゼリー食の素です!
お粥というと、身近な食べ物でありスマイルケア食(介護食)として様々な場所やシュチュエーションで作られています。しかし、嚥下に問題がある方にはお粥特有のデンプンのベタつきによる喉の詰まりや誤嚥などのリスクがあります。
それをある程度解決してくれる商品がこちらです!
しかし!弊社の社員でも「実際にスベラカーゼを使った事がない・・・」 「使い方がよく分からなくて・・・」 そんな方たちの為に調理実習とお粥についての勉強を開催させて頂きました!
今回は市販のレトルトのお粥を使用しています。
ミキサー粥の作り方は至ってシンプル
1.熱々のお粥(80度以上)をミキサーに入れます
2.スベラカーゼを1〜2%になるよう入れます
(1.5%の場合、お粥の重量×0.015=スベラカーゼのグラム数です)
3.ミキサーで1分以上混ぜます
あとは取り出して人肌程度まで冷めると完成です!
皆で固さやベタつきを確認
味も確認
参加した社員の感想です
・実際にお粥とミキサー粥を食べ比べてみるとベタつきの改善などを実感できました。(自分自身も全粥が一番粒のない柔らかいものであると勘違いしていたことにも気が付くことができました。)
・粥ゼリーを作るところを見たり、試食をしたり、自分で体感できたことが良かったです。
弊社では今期の人財育成テーマに「ナレッジ向上」を掲げております。
社員一人一人の知識を高め、QOL向上を目指す患者様とそのご家族様、そしてそれを支える周りの方々の”QOL向上を目指す”を目標に、日々社員の知識向上を行っております。
今後も医療の輪にいることを自覚し、少しでも皆様のお役に立てるよう、努力してまいります。
2月19日(水)に行われました
【第11回 みしまの研究室】~褥瘡、スキン-テアの栄養管理~
のレポートをお伝えします。
第11回は、19名(定員ギリギリ!)の方々にご参加いただきました。
ニュートリー株式会社様に講師としてお越しいただき、褥瘡・スキン-テアに関して「栄養」に期待される役割、「保湿」、「保護」の予防治療の3本柱について講義していただきました。
満足度は、満足:84% やや満足:16%
高い満足度となりました。
また、今回が2回目以上のご参加となる方も数名いらしゃいました。
ご参加いただいた皆様に、今回の演題について良かったと感じたことをお伺いしました。
『論文を引っ張ってきていた点や、微量元素に対する知識が少なかったので勉強になった』
『スキン-テアにつてい詳しく知ることができた。コラーゲンペプチドを知る機会となり感謝します』
『よく理解できた。褥瘡の段階であたえる栄養が違うことを知れて良かった』
『最新の情報が知れて良かった』『褥瘡とスキン-テアの違いが理解できた』
『ガイドラインや事例など、詳しく説明していただきとても参考になった』
『知識が深まった。栄養として褥瘡の方への対策がとれていないので今後検討していきます』
『アルギニンやコラーゲンペプチドの必要性がよくわかった』
上記のようにたくさんのご感想をいただきました。
毎回たくさんの学び・発見があります。
ご参加いただきました方々から「今後取り上げてほしいテーマ」や、「普段問題に感じていること」などのご意見もお聞きしていますので、今後もQOL向上の為、医療・介護現場に正しい情報を届ける為、より一層【みしまの研究室】を充実させていきますので、ご期待ください!!
直接販売担当の三四です。
今回は直接販売担当のスタッフで実施した「ナレッジ合宿」のレポートをお送りします。
この合宿は今年度の経営方針人財育成テーマで掲げている「ナレッジ向上」を実現するために企画した、勉強の為の合宿です。
ナレッジ向上、つまり知識を深めることが目的です。(真面目なやつです)
今回の勉強内容
『からだの仕組み』
『慢性腎不全の食事について』
『透析について』
『経腸栄養について』
出発まえに、自由にポージング!で記念撮影。
さすが営業スタッフ、皆そろって『みしまの三』のポーズ!
・・・をしていない者が一名おりますね。
誰でしょうか?(◆社員紹介ページはこちらから◆)
チームの中には必ずと言って良い程います、こういう人。
それもまた個性。
三嶋商事は個性豊かなスタッフ達で活動しています。
それはさておき!
合宿の場として選んだのは能勢温泉。
当社から車で90分程の距離ですが、環境を変えることで気分も切り替わり集中力もアップ!(するはず)
勉強開始です。
ウイルス対策で全員マスク着用、異様な雰囲気です・・・
まずは私が講師を務め、次のような項目についてレクチャーしました。
『嚥下のメカニズムとトロミ剤について』
『透析について』
『経腸栄養について』
自ら講師をすることによってインプットしている知識をアウトプットすることになり、より一層理解が深まります。
続いて南條と橋本からのレクチャーです。
『栄養の基礎』
『慢性腎不全の食事について』
栄養の基礎から低たんぱく食事療法まで、我々にとって重要な知識が詰まっていました。
レクチャー終了後は、社内教材として活用する資料の作成を行いました。
新しい情報やトレンドなどを、資料に追加していきます。
資料の作成もまた、アウトプット作業。とても良い勉強になります。
殆ど休憩もとらず、あっという間に夕食の時間に!
夕食は牡丹鍋!
皆リラックスして食事をいただきました。
二日目は社内用の資料の変更箇所などを確認。
後藤と堤が講師となり、前日と同様にレクチャーを実施しました。
沢山の学び、成長にあふれた合宿でした。
直接販売担当ではただ商品を納品するのではなく、商品のお問い合わせやご相談など、皆様のQOL向上の為に確かな情報をお届けできるよう日々勉強しています。
今後も医療の輪の中にいることを自覚し、少しでも皆様のお役にたてるよう、努力してまいります。
こんにちは、直接販売担当の南條です。
先日、私は和泉市にあります「TRUST Relation株式会社」様が運営している「デイサービス黒鳥ゆかりの里紅葉庵」様に施設見学を兼ねた、とあるイベントに参加してきましたので、その事について書きます。
参加したのは弊社からは三嶋・藤瀬・南條です。
参加するにあたり、弊社は治療食・介護食を扱う企業ですので食事はどんな提供をされているのか?
デイサービスってどんな雰囲気なのか?が気になっていました。
実際に現地に着くと、びっくりしたのは建物が古民家!
まずはゆかりの里様の紹介。
古民家を利用したデイサービスはこの近辺ではゆかりの里さんだけだそうです。
確かに、見たことないです。
コンセプトは「第2の我が家」だそうで、利用者様とスタッフが「いってらっしゃい」「おかえり」が自然に言い合える雰囲気を作っているそうです。
※デイサービスとは利用者様が朝来て食事やレクレーション、入浴などをして夕方自宅に帰る施設です。
写真の通りお泊りデイサービスもしているそうです。
昼食前に口腔体操に参加させてもらいました。
口腔体操の目的は口を動かして唾液腺を刺激し、咀嚼・嚥下の事前準備に繋がるとの事です。
当日はイベントの日だったので昼食はランチバイキングでした。
たくさんの食事が選び放題で、利用者様も喜んでおられました。
その後、足指体操を経て、本日のメインイベント「餅つき」です。
私も町内行事で参加したことがありますが、何年ぶりでしょうか、結構しんどいです。
実際とても疲れました。
田井社長は慣れているのが写真を見てもわかります。
お餅をつき終わったら出来上がったお餅を頂きながら、世間話。
(利用者様にはお餅ではなくお餅風ホットケーキミックス団子だそうです)
会社の事、デイサービスの事、仕事に対する考え方を教えてもらいました。
とても熱く、仕事内容は違っても参考になることばかりです。
全体を通して私がゆかりの里様に感じたことは、スタッフにとても活気がありチームワークが良く、その活気の中に利用者さんも加わっていました。
当日がイベントの日なのでサービスでお手伝いに来ているパートさんもいました。(これは凄い!)
福祉業界・医療業界に関わる企業として現場を見ることができたことは私にとって貴重な経験になりました。
今回の経験を普段の仕事に活かすことで、自分だけでなく、お客様や、その先の関係する全ての方により良いサービスができるのではないでしょうか。
最後に、皆で記念撮影を。利用者様も見送りに出て下さいました。(写真撮影の許可は得ています)
今回のイベントにお招き頂いたTRUST Relation株式会社の皆様、ありがとうございました。
TRUST Relation株式会社様のホームページは
http://trust-r.jp/
前回の続きです。
11月11日(月)
快晴の朝を迎えました。
奄美大島は日照時間が少なく雨が多いらしく、晴天が続くのは珍しいそうです。
さすが持っている経営者ばかり、天晴!!
雨の日が多いのを象徴するこんなTシャツも売られているようです。
※雨降りすぎTシャツ。お店は写真をクリック
宿を後にして本日最初に向かった先は...
国内2位のマングローブ原生林!!(ちなみに1位は西表島)
ここで奄美大島の大自然に触れあってもらうことにしました。
マングローブ原生林でカヤックを全員で体験。
ちょうど干潮に近づき、干潟が現れ上陸もできました。
干潟にはハゼやシオマネキ、そしてカニなのに縦に歩くコメツキガニが沢山生息しています。
普段は都会で神経を擦り減らしながら会社を経営する社長ばかり。
たまには大自然を感じ心身ともにリフレッシュして頂けたらと...
と、思ってましたがそこは元気な社長ばかり、大はしゃぎしていました(笑)
カヤックと昼食を終え、次に向かった先は奄美市大浜海浜公園。
奄美に来たのだから「海」も感じてもらおうと案内しました。
この日の気温は25度くらい。11月という事もあり誰も海には入っていません。
景色だけでもどうぞと言う気持ちでした...
が、やはり元気な経営者ばかり。
確認するまでもなくゴーグルまで準備して海に入っていました(笑)
18:30
そしてこのツアーメインイベントが始まりました。
場所は奄美大島一番の繁華街、屋仁川にある郷土料理「春」さん。
奄美大島からの参加企業
・奄美大島海運酒造
・奄美市役所
・南海日日新聞社
・奄美市産業創出プロデューサー
・株式会社しーま
それぞれ各1名が参加。
大阪組が9名で計14名にて交流会を開きました。
全員自己紹介とどんな取組みを行っているのかを発表し、後は大懇親会。
奄美大島海運酒造さまから黒糖焼酎の差し入れもあり、大盛り上がりで意気投合しました。
島の人口や若者の働き方の事情、見せ方や協業について。
様々な意見交換ができ、奄美大島がさらにグッと近くになりました。
11月12日(火)
交流会から一夜明け、大阪に帰る方たちを空港まで送迎。
全員から今回の企画に大変満足したと言って頂き、無事大役を終えたことに一安心。
今後はミライ企業プロジェクトの事務局長が奄美との懸け橋になり、わくわくする繋がりをチャンスメイクしてくれるはず。
次回は奄美の高校生と大阪の大学生も合わせて企業と交流し、働く意識改革に繋がれば最高です。
代表の三嶋です。
奄美大島って、行かれたことはございますか?
鹿児島県ですが、場所は鹿児島よりもっと南にあり、沖縄よりは少し北に浮かぶ大きな島です。
縁あってこの島と出会い、はじめて訪れたときから奄美が大好きになりました。
今回はそんな奄美大島に、私が社外活動として参加しているミライ企業プロジェクトを繋いでみました!
大阪の企業と奄美大島の企業が交流すれば、どんな化学反応が起きるのか!?
企画から全て担当した2泊3日のプレミライスタディツアーin奄美大島をお伝えします!
11月10日(日)AM
大阪から来る参加メンバーを空港までお出迎えに。
私は前入りし大型のレンタカーを借りて皆様を待っていました。
今回の参加者は私を含めて計8名。
ミラプロの代表を含めた事務局側が3名。
ミラプロの初期から一緒に世話人をしている社長さん1名。
そして、なんと今回は私のもう一つの社外活動、日本介護協会に関わる3名の仲間が参加してくれました。
さっそく、全員をピックアップしてまずは昼食。
奄美大島の名物「鶏飯」で有名なひさ倉に案内しました。
全員口を揃えて「美味しい」を連発。案内してホッとしました。
11月10日(日)PM
昼食後は目的地まで約60kmのドライブ。
時間に少し余裕が出来たので、マイナスイオンたっぷりの「アランガチの滝」に立寄りました。
そして本日の目的地、奄美大島開運酒造さまの宇検村工場に到着。
すると、優しいお顔の管理部部長、津曲さんが工場見学に案内してくれました。
日本では唯一ここ奄美大島でしかつくる事ができない黒糖焼酎。
原料から商品になるまで一通り丁寧に教えてくれました。
なかでも有名な「黒糖焼酎れんと」の製造方法には一同驚き!?
工場内に響き渡るクラシック音楽。クラシックを聞かせて「れんと」は音響熟成されます。
聞かせるというよりも振動させるのが正解とのこと。
クラシックは低音から高音まで幅広く使われているので、その振動ゆらぎが熟成に影響を与えるそうです。
工場見学後、たくさん試飲もさせてくれます。
みなさん満足そうでした。
その後、1日目メインである奄美大島開運酒造さまの企業としての取組みを聞かせて頂きました。
プレゼンターは今回のツアーで奄美のホスト役を引受けてくれました、奄美大島開運酒造の常務取締役 泊(とまり)さんです。
実は奄美大島で焼酎造りは一番の後発とのこと。
なぜ焼酎造りに携わったのか、そしてここまで広げることにどんな苦労があったのか、また今後の展開はこんなことを考えているとか。会社を経営する者としては非常に参考になるお話をたくさん頂けました。
なかでも創業者の熱い想いは、本当にどの企業も凄いと思わせる共通点があります。
ゼロから一をつくりあげ、雇用を創出する。
なかなかできる事ではありません。わたしも改めて先代に感謝と尊敬を感じました。
1日目の宿は工場に隣接する奄美大島海運酒造さまが運営する「やけうちの宿」コテージもあり家族でのんびりと過ごせるお勧めの宿です。
郷土料理の夕食、朝食付きで宿も綺麗でお値段も格安。
夜は周りが真っ暗になりますので、星がたくさん見られるスポットです。
残念ながら当日は満月の月あかりで満天とはいかなかったですが、それでも星が綺麗でした。
part2に続く…
代表の三嶋です。
昨日(令和元年7月30日)、私の社外活動の1つであるミライ企業プロジェクトの「ミライ会議」に参加してきました。
・・・なにそれ???
SDGsに関しての私の知識は、中身を知っているようで知らない程度。
ミライ企業の企業勢が、その社員も含めて大勢参加されていました。
当社も部長の三四と共に参加し、他の企業の方々とシャッフルして、3人1組の14チームに分かれました。
持続可能な世界を目指す、地球規模の取組みです。
「1. 貧困をなくそう」「2. 飢餓をゼロに」・・・「8. 働きがいも経済成長も」・・・
17それぞれの目標はまさに世界の課題。
これを他人ごとではなく、自分事に考え行動を起こさなければ、地球は滅びてしまうのではないかと、本気でそう感じました。
(ゲームについては、こちらのサイトを参考に)
https://imacocollabo.or.jp/
講師の先生の言葉がとても印象に残りました。
「風が吹けば桶屋が儲かる」
風が吹く → 土埃がたつ → 目に入り盲人に → 盲人は三味線で生計 → 猫の皮が減る → ネズミが増える → ネズミが桶をかじる → 桶屋が儲かる
この連鎖、改めて現代のものに置き換えてみると、とても怖いことだと感じました。
人々がそれぞれの利益のために、環境破壊をすると最後には自分に返ってくる。
一次産業を叩けば叩くほど、貧困が増加、環境は悪化の一途。
限りある資源も、制限なく乱獲される。
一方で食品の廃棄が増加。賞味期限を1日でも過ぎると売れなくなり、廃棄。
こんな世の中を変えるには、やはり行動を起こすことです。
当社としても、どうこの課題に取組もうか・・・と、色々な思考が頭の中をグルグルと巡りました。
いますぐにでもできる行動は、この問題に向き合う取組みに挑戦している企業の商品を販売する。
そして、こんな取組みを行っているのだと!発信していく。
行動しながら考え、さらに我々ができる事を模索していこう!と考えさせられる内容でした。
最後に集合写真を撮り、解散。
お決まりの三嶋の三ポーズ! ではなく・・・
こちらはミラプロの「ミ」のポーズらしいです(笑)
なくてはならない商品を取り扱っているからこそ、しっかりとした知識をつけるために!!
~ 社内レクチャーへの挑戦!! ~
三嶋商事の一員として、確かな商品・確かな情報をお届けするために最低限必要な知識を習得する必要があります。
そのために弊社では、社内レクチャーという勉強会を実施しています。
社内レクチャーには4つのテーマ(消化器のしくみと栄養の基礎・透析・嚥下・経腸栄養)があり、それぞれのテーマを理解し、日々の業務に励んでいます。
今回は「消化器のしくみと栄養の基礎」を直接販売担当に所属している4名が講師となり、5月・6月でレクチャーを行った内容についてレポートします。
初めにレクチャーする内容が、「消化器のしくみ」です。
こちらでは、食物が体内に入ってから便になるまでに通過する「消化器」について、手作りの小冊子を用いてレクチャーします。
次に「栄養の基礎」です。
こちらでは、ホワイトボードを使用し、図を用いて詳しく説明していきます。
・三大栄養素 五大栄養素の役割
・腎機能が低下している方は、なぜ「低たんぱく」にしなければならないのか
・クレアチニンの検査値について
基礎的な栄養から腎臓病に関わる話まで、受講者にわかりやすく説明することを心がけています。
レクチャーに要した時間は約2時間!!
長いように感じますが、実際にはあっという間に時間が過ぎていきました。
受講者からは、「わかりやすく説明してもらえた」「豆知識的な話があればよかった」など、様々な意見を頂戴しました。
これらの意見を直接販売担当として汲み取り、さらなる高みを目指して取り組んでいきたいと思います。
栄養の知識はとても奥が深く、常に勉強するという姿勢を絶やしてはいけないと考えています。
三嶋商事の一員として栄養知識・商品知識を豊富に蓄え、医療・介護業界に貢献していきたいと思います。
当社は月に一度、正社員全員が土曜日に出勤して全体会議を行っています。
(土曜日出勤分は当月中に振休をとる制度)
会議と言えば何か堅苦しさもあるため、その日は「みしまの日」と名付けています。
その「みしまの日」メインイベントがQOL向上エピソード共有!
※QOLとはQuality Of Life 生活の質と言います
出席者全員が椅子を輪にして座り、社員それぞれの立場で「感じた」又は「行った」「経験した」QOL向上に関連したエピソードを3分以内で話します。
今月はそこになんと介護チアーズ9名がゲスト参加!!
今回は、あるイベントに参加させて頂きました。
第一回「地域連携プロジェクト」(主催:在宅医療と介護を考える会) が開催されました。
栄養士さん、介護士さんで「介護食ってどんなものがあるのかわからない」「とろみのつけ方がうまくできるか不安」「利用者さんの誤嚥のリスクを減らしたい」等、お悩みをもっていませんか?
弊社では、お客様に確かな情報を届ける使命の一環として、自社で取り扱っている商品の勉強会を行っております。
夜は涼しくて過ごしやすい気候になってきましたね。暑さ寒さも彼岸までとは言いますが、気温の変化にはお気をつけください。
さて、今回は9月6日に大阪梅田で開催されました「ケアマネージャー交流会」についてお話したいと思います。
お盆も終わり、より一層夏らしい暑さになりましたね。暑さに負けず今日も元気にお過ごしくださいね。
さて今回は、8 月8 日にLIC はびきのにて開催されました、弊社代表の三嶋が世話人を務める日本食支援協会が主催する「初めての食支援セミナー」についてお話させていただきたいと思います。
今回は7/31 に六甲アイランドの介護サービス付き高齢者向け賃貸住宅にて行われた、介護食(スマイルケア食)の試食説明会について、お話しをさせていただきたいと思います!
試食説明会について
厚労省によると2025年、介護人材は37万人足りないと言われています。
現在も介護業界では、メディア等での色々な議論が話題に上がります。
弊社代表と私で向かいました。
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