今回は弊社の取組みを皆様にお伝えいたします。
ご紹介するのは「最後まで食べるプロジェクト~嚥下食(やわらか食)の大宴会~」です。
 

1.ただ「食べる」だけじゃない!嚥下食大宴会の目的は?

今回のイベントの目的は「在宅摂食・嚥下サポートチームの創設」です。
具体的にお話すると、複数の医療法人や様々な専門職種が集まり、病気や加齢といった様々な理由で口から食べることが困難になっている方を「口から食べられるように」
サポートする、地域に寄り添ったプロのチームを作ろうという試みです。
 
こちらのイベントは太田医院 院長の太田先生を中心とした、様々な組織のメンバーが
集い、運営をされています。
私たち三嶋商事も、このチームをサポートすべく、介護食・治療食を取り扱っている
会社としてこちらのイベント運営に参加させていただきました
 

2.介護食(スマイルケア食)を楽しめる様々な工夫とは?

5月24日木曜日の夕方。私は代表の三嶋と営業部の社員たちと一緒に、
とある場所に来ていました。
そこはなんとコンクリート造りの阿弥陀本願院という立派なお寺でした。

厳かな雰囲気の中にお洒落な雰囲気があり、とってもモダンで素敵な空間でした。

看護師さん、管理栄養士さん、理学療法士さん、作業療法士さん、
言語聴覚士さんといった多職種の方が50名程会場に集まりました。
 

提供された介護食(スマイルケア食)メニューをご紹介!
・トマトのフレンチサラダ
・特製かっぱえびせん
・アレンジコロッケ
・さば缶アレンジおつまみ風
・スペシャルチャーハン
・普通食の豆ごはんと介護食の豆ごはんの食べ比べ
・茄子のおいしい煮
・トロロ焼き
・豚の角煮アレンジ
あいーとごはんのやわらかミニミニネギトロ丼(ねぎ抜き)
・特製シャーベット
 

調理に携わった栄養士の方が今回のメニューについて、どんな工夫をしたのかお話されていました。そちらによると、

・ぱさぱさした食感のチャーハンに、卵の入ったとろみ餡を
 かけて飲み込みやすいように。
一度出来上がったコロッケを再度つぶした成型して、口に含んだ際にまとまり
 やすいように。
普通食と介護食の食べ比べや季節の味覚である豆ごはんの介護食アレンジなど、
 身近に感じられる工夫を。
・市販品も一緒に使用し、料理をアレンジすることにより、負担なく介護食を

 つくる工夫をする。

などなど…。おいしく食べられるように、様々な調理法で仕上げられていました。
どれも確かに柔らかく、噛まずにつるんと飲み込むことができて、私も感動しました。

訪れて下さった方々と一緒に楽しむことが出来たと思います。

こうやって、柔らかくて飲み込みやすい(滑りがいい)食材を使い、みんなで

ワイワイ食べることは介護食(スマイルケア食)のイメージのハードル下がりますね。

3.おわりに
「在宅摂食・嚥下サポートチーム」が活躍すると、私たちも販売する商品を
ミスマッチなく、お客様の元へ届けることができます。
今後もより一層、このような地域医療に貢献する取組みを続けて、
「確かな商品、確かな情報をお届けする」という使命を果たしていこうと思いました。
 
三嶋商事は「最後まで食べるプロジェクト」を応援・支援しております。