今回ご紹介するお米は、たんぱく質制限が必要な方向けに作られた「低たんぱく米」です。
ご飯から摂取するたんぱく質の量を抑えることで他の食材もしっかり食べることができるため、腎臓病の方の食事療法に使用されていることが多い商品です。
たんぱく質の除去量にもいくつか種類があるので、まずは自分がどのくらいの制限が必要なのかを知ったうえで選んでいただくことをおすすめします!
今回は、炊飯(米粒)タイプの低たんぱく米7種類を比較します。
まずは炊飯前のお米から見ていきましょう!
★炊飯前のお米
●キッセイゆめ1/5
キッセイゆめ1/5は、米粒が縦に長い形をしています。
ふつうのお米と比べると、お米の表面が乾燥していてカサカサしています。
色は、他のお米と比べて若干黄みがかった色をしています。
●たんぱく質1/12.5越後米粒タイプ
たんぱく質1/12.5越後米粒タイプは、キッセイのお米に比べると米粒に丸みがあります。
米粒のサイズは少し小さめです。
こちらも表面は乾燥していて白っぽくなっています。
●キッセイゆめ1/25
キッセイゆめ1/25は米粒の形が均一ではなく、一粒一粒が小さいのが特徴的です。
米粒がくっついていたり、欠けてしまっているものもありました。(たんぱく質を除去することで通常より米粒が脆くなってしまうためです)
お米はかなり乾燥していて、ボロボロとした感じです。キッセイゆめ1/5は少し黄みがかった色をしていましたが、こちらは真っ白でした。
●たんぱく質1/25越後米粒タイプ
たんぱく質1/25越後米粒タイプは、たんぱく質1/12.5越後米粒タイプと見た目がよく似ています。
米粒がくっついているものはほとんどありませんが、キッセイゆめ1/25と同じようにお米が欠けてしまっていたりと均一ではないのが写真からもわかります。
たんぱく質の除去量が増えるとお米が脆くなってしまうのかもしれませんね…
●たんぱく質調整米 真粒米1/25
たんぱく質調整米 真粒米1/25は、これまでに紹介したお米と見た目にも明らかに違いがあります。
まず、お米の色は白っぽさがなく透明に近い色をしています。写真では器の色が透けて黒っぽく見えています。
また、お米の表面が乾燥している感じはなく、米粒一つ一つの形がきれいに残っているのも特徴的です。
●みしまのたんぱく質調整米1/50
みしまのたんぱく質調整米1/50も、真粒米1/25と同じく透明に近い色をしています。
米粒一つ一つををよく見てみると、気持ち程度ですが、真粒米1/25より細長い形をしていました。
お米の表面はツヤっとしていて、米粒一つ一つの形がきれいに残っています。
みしま米はパッケージが茶色なので、袋に入っている状態ではお米が黄色っぽく見えることもありますが、取り出して比べてみると黄色っぽさはあまり気になりませんでした。実は、この茶色の商品パッケージにも三嶋商事の想いが詰まっています!
卸問屋がなぜプライベートブランド商品を販売?
⇒みしま米開発ストーリーはこちら
●たんぱく質調整米 真粒米1/50
たんぱく質調整真粒米1/50の見た目は、真粒米1/25とほぼ同じです。
半分に欠けてしまっている米粒もいくつかありますが、パッと見たかぎりでは米粒がきれいな形をしています。
続いては、炊飯後の見た目や味、食感などを比べていきます!
★炊飯後のお米・味・食感など
今回、せっかくの機会なので社員も試食をしてみましたが、味の好みはほんとに人それぞれです…。
ふつうのお米と比べると、どの低たんぱく米でも多少の食べづらさはあります。
ここから紹介するのもあくまで個人の感想ですので、参考までにご覧いただければと思います!
●キッセイゆめ1/5
炊飯後にお米の粒がつぶれることもなく、ふっくら炊き上げることができました。
見た目は、ふつうのお米ともほとんど変わらないです。
今回紹介するお米の中では、こちらのお米が一番たんぱく質の除去率も少ないので、味も比較的食べやすいのではないかと思います。
●たんぱく質1/12.5越後米粒タイプ
炊飯前はお米の表面がかなり乾燥していましたが、炊飯後はお米がツヤっとしています。
食べてみても、お米一粒一粒をしっかり感じられるのが特徴です。
お米の食感を大切にしたい方や、固めのごはんが好きな方に特におすすめです。
味もふつうのごはんに近く、食べやすいです。
●キッセイゆめ1/25
炊飯前の米粒も小さかったこともあり、炊飯後も一粒一粒は小さめでくっつきやすくなっています。
水加減にもよると思いますが、べたつきが少し気になりました。
お米の食感をしっかり感じたい!という方にはあまりおすすめではないかもしれません…
●たんぱく質1/25越後米粒タイプ
炊飯後の見た目は、たんぱく質1/12.5越後米粒タイプより米粒が小さい(欠けているものが多い)印象です。
ですが、食べてみるとお米の粒感をしっかり感じられました。
越後シリーズはキッセイゆめシリーズに比べ、加水量が少なく、お米一粒一粒の食感を楽しめるのが特徴です!
●たんぱく質調整米 真粒米1/25
写真では伝わりづらいかもしれませんが、炊飯後のお米は透明がかっています。
お米一粒一粒を感じることができますが、越後シリーズとはまた違った食感で、こちらのほうがモチモチ感が強く、ごはんがくっついて塊になりやすいです。
こちらはビースタイルでも人気の低たんぱく米です!
●みしまのたんぱく質調整米1/50
炊飯後の真粒米1/25とよく似た見た目をしています。食感もモチモチしているのが特徴です。
みしま米は業界初のたんぱく質を1/50に低減したお米で、炊飯後のたんぱく質はほぼ0に調整されています。
たんぱく質の制限が厳しい方にも“美味しく食べてもらえるもの”にこだわって作られた商品です。
「美味しさは抜群と思う」とのお声をいただいたお客様もいらっしゃいます!
「ごはんから摂取するたんぱく質をなるべく少なくしたい」「美味しく食べて食事制限をしたい」という方には是非お試しいただきたいです!
●たんぱく質調整米 真粒米1/50
こちらもたんぱく質を1/50にカットしたお米です。
みしま米と同じく、透明で少し黄みがかった色をしています。
モチモチ感がありお米がくっつきやすいので、炊飯後は早めにラップに包んで冷凍しておくのがおすすめです。
ここまで炊飯後のごはんの味や食感を紹介しましたが、やはり味の好みや食べやすさは人それぞれです。
「いくつか低たんぱく米を食べ比べて、自分の口に合うごはんを探したい!」
そんな方には、ビースタイルで販売中の『ごはん食べ比べセット稲穂』がおすすめです!!
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下記の画像をタップ・クリックすると詳細をご覧いただけます。
★1膳あたりの価格、栄養成分値
最後に、今回ご紹介した7つの低たんぱく米の栄養成分値を比較しています。
「いま食べているものから別のお米に変えようかな…」という方はぜひ参考にしてみてください!
1/25や1/50にたんぱく質が調整されたお米は数種類ありますが、価格や栄養成分にもそれぞれ違いがあることがわかります。
すべて食べてみた感想としては…
●お米の食感よりも味を重視したい方⇒キッセイゆめシリーズがおすすめ!
●しっかりお米の食感を楽しみたい方⇒越後米粒タイプシリーズがおすすめ!
●モチモチしたお米が好き、たんぱく質を抑えながらカリウムを0に抑えたい方⇒たんぱく質調整米 真粒米シリーズがおすすめ!
●たんぱく質・リン・カリウムを制限しつつ、なるべく安く購入したい方⇒『みしまのたんぱく質調整米1/50』がおすすめ!
みしま米は商品パッケージの裏にお米の炊き方や保存方法も載っているので、はじめて低たんぱく米をご購入される方でも安心してお試しいただけます。
★今回紹介した低たんぱく米のご購入はこちら
※商品名をタップ・クリックすると商品ページに移行します。
・キッセイゆめ1/5(5kg)
※ビースタイルでは2袋セットでの販売となります。
・たんぱく質1/12.5越後米粒タイプ(1kg)
・たんぱく質1/25越後米粒タイプ(1kg/お得用1.8kg)
・キッセイゆめ1/25(1kg)
・たんぱく質調整米 真粒米1/25(1kg/3kg)
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・みしまのたんぱく質調整米1/50(3kg)
・たんぱく質調整米 真粒米1/50(2kg)
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低たんぱく米にもたくさん種類がございますので、ご自身に必要な制限を知ったうえで、お気に入りの商品を見つけてみて下さいね!
こんにちは。
vol.1に続き、とろみ剤の比較をやっていきたいと思います!
★まだvol.1を読んでいないという方は下記をタップ・クリック↓
⇒とろみ剤の特徴を徹底比較!(ネオハイトロミールシリーズ)
今回使用したとろみ剤はこちら↓
・ソフティアS(ニュートリー株式会社)
・つるりんこQuickly(株式会社クリニコ)
・トロミアップパーフェクト(日清オイリオグループ株式会社)
・トロミパワースマイル(ヘルシーフード株式会社)
4種類とも医療・介護の現場で使用されていることも多い商品なのではないでしょうか。
ではさっそく、これらのとろみ剤を使って水に濃いとろみ(ケチャップくらいの濃度)を付けて、比べていきたいと思います!
前回と同様、
①粉末の溶けやすさ、ダマになりにくさ
②とろみが付くまでの早さ
③透明度 の3つに注目します。
■とろみの目安
・ソフティアS、つるりんこQuickly、トロミアップパワースマイル:100mlの水に粉末3g
・トロミアップパーフェクト:100mlの水に粉末2g(分包2/3袋)
※商品のパンフレットやパッケージに記載されている添加量を参考にしています。
①粉末の溶けやすさ、ダマになりにくさ
粉末自体の溶けやすさを調べるため、水に粉末を加えてそのまま10秒ほど置いてからかき混ぜました。(※正しいとろみの付け方は、とろみ剤を入れてすぐにかき混ぜます)
※左半分のみ、ダマに印を付けています。
今回比較してみて、とろみ剤によってダマの形状が違うことがわかりました。
ソフティアS、つるりんこQuickly、トロミアップパーフェクトは小さな円型のダマができたのに対して、トロミパワースマイルは、もわっとした層のようなかたまりができました。
4種類の中では、つるりんこQuicklyがほとんどダマもできず、キレイに溶けました!
混ぜ始めには小さなダマがいくつもできて少し心配になりますが、混ぜていくうちにほとんどなくなっていました。
一方、トロミアップパーフェクトは一度できてしまったダマを溶かし切るのは少し難しかったです。
他のとろみ剤以上に、液体に粉末を入れた後はすぐにかき混ぜることが、きれいにとろみを付ける重要なポイントになることがわかりました。
②とろみが付くまでの早さ
それぞれのとろみ剤を使って濃いとろみを付けるとき、どのくらいスピードに差があるのか感覚をもとに比較しました。
・混ぜ始めてからとろみが付き始めたと感じるまでの時間
・その後さらにとろみが付いて液体が重く感じるまでの時間
・ダマがなく濃いとろみが付くまでの時間
※こちらはあくまでも個人的な感覚です。
<ソフティアS>
<つるりんこQuickly>
<トロミアップパーフェクト>
<トロミパワースマイル>
今回の結果では、ソフティアSとつるりんこQuicklyが約1分ほどでダマのない濃いとろみが付きました。
それに比べ、早かったのがトロミアップパーフェクトとトロミパワースマイルです。
特にトロミパワースマイルは、とろみが付いてきた!と感じてから、液体がもったりしてくるのがとても早いです!
とろみの出現スピードを重視される方にはおすすめです。
③透明度
粉末がすべて溶け、濃いとろみがついた状態の液体の透明度を比較します。
(とろみ剤を入れてすばやく1分ほどかき混ぜると、ダマがなくきれいに溶け切りました。)
写真からも見てとれるように、トロミアップパーフェクトとつるりんこQuicklyは透明度がかなり高いです。水でこれだけの透明度を保っているので、お茶や味噌汁などに溶かしても白っぽく濁ることもないと思います。
ソフティアS、トロミパワースマイルもスプーンですくって見てみると、濁りは気にならない程度でした。
以上、4種類のとろみ剤比較でした!
最後に、今回比較してわかったそれぞれの特徴と商品規格を紹介しています↓
大容量のものや持ち運びに便利なスティックタイプまで、様々なサイズがございますので用途に合わせてご使用ください。
ソフティアS
溶けやすさ・スピード・透明度の3つがバランス良く、使いやすいとろみ剤です。
また、味噌汁や牛乳などさまざまな液体にほぼ同じ添加量でとろみが付けられるのがポイントです。
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つるりんこQuickly
とろみ剤を初めて使用される方や、あまり使い慣れていない方に特におすすめしたいとろみ剤です。
簡単に、ダマもなく透明度の高いとろみを付けることができます。
★画像をタップ・クリックすると購入ページに移行します
トロミアップパーフェクト
とても透明度が高いので、もとの液体の色をきれいに保ちたい場合におすすめです。
また、他のとろみ剤に比べて少ない量で素早くとろみが付くのもポイントです。
★画像をタップ・クリックすると購入ページに移行します
トロミパワースマイル
なんといっても、とろみの出現の早さがピカイチです。
また、個人的には他のとろみ剤に比べてしっかりとろみが付いたように感じました。
★画像をタップ・クリックすると購入ページに移行します
ビースタイルではその他にもとろみ剤を取り扱っております。
★ビースタイル本店で他のとろみ剤を探す
★とろみ剤の比較ブログvol.1(ネオハイトロミールシリーズ)を読む
とろみの程度(付き具合)を視覚化して、安定したとろみを提供したい!という方には、こちらのキットを使っていただくのもおすすめです。(画像をタップ・クリックすると詳細をご覧いただけます)
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