弊社ネット通販ショップ ビースタイルでは、今月より書籍『在宅医療のエキスパートが教える 年をとったら食べなさい』(著書/佐々木 淳)の販売を開始しました。

治療食や介護食を販売するショップが本を販売?どうして??
そう思った方もいらっしゃるかもしれません。

というか、そう思った方がほとんどではないでしょうか...
(社内でもそんな声がちらほら上がってました笑)
ということで、さっそく代表の三嶋を直撃!!


本の感想や、三嶋商事(ビースタイル)で販売するに至った経緯を聞いてみました。

三嶋
まさしく三嶋商事が実現しようとしていることが集約された1冊です!
著書の佐々木先生は在宅医療のエキスパートであり、本に書かれている内容には説得力があります。
私があれこれ話すよりも何倍もわかりやすく、説得力もあるので、社員にもまずこの本を読んでほしいと伝えています。

年をとっても「カロリーの摂りすぎは良くない」「血圧や血糖は低くないといけない」と誤った認識をされている方も多いのではないでしょうか。
高齢者は、食事量が減ってやせてしまうと筋肉量が減り、骨折や肺炎のリスクが高くなります。つまり、やせが原因で寝たきりになってしまうのです。
これを回避するためには、この本のタイトルのように年をとったらしっかり食べることが大切なんです。
この本にはそういった「間違った常識」を正してくれる役目もあると思います。
これまで良かれと思っていた行動や習慣が、もっと深刻な問題を引き起こすきっかけになるかもしれないということを高齢者の方には是非知っておいていただきたいです。

この本を弊社で販売しようと決めたのも、セカンドオピニオン(注1)的にこの本をもっと多くの方に知ってほしいと思ったからです。
高齢者にとってより良い治療の判断をするには、病院の先生の言うことがすべてではないと知っておくことも大切なことだと感じています。
高齢の方やご家族には、この本を通して自分自身、そして家族のQOL(注2)向上とはどういうことなのか知っていただきたいですし、病院に勤務する栄養士さんにはこの考え方に共感し、患者さんの本当のQOL向上のために一緒に取り組んでいただければ幸いです。

年をとっていくうえで大切なことが学べる、弊社のバイブル本といっても過言ではない1冊です!
是非たくさんの方に読んでいただきたいと思います。

(注1)よりよい決断をするために、当事者以外の専門的な知識を持った第三者に求める「意見」、または「意見を求める行為」のことである。
(注2)クオリティ・オブ・ライフ(英: quality of life、略称: QOL)とは、一般に、ひとりひとりの人生の内容の質や社会的にみた『生活の質』のことを指し、ある人がどれだけ人間らしい生活や自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出しているか、ということを尺度としてとらえる概念である。


社員にも感想を聞いてみました!

医療・介護に関わる方、食に関わる方には是非読んでいただきたいです!
高齢者がフレイルに陥る負のスパイラルをしっかり食べることで防ぐことができます。
市販の介護食に頼らずとも、知識があればご家庭にある食材も高齢者にとっては高栄養なスーパーフードとなります。
高齢者にとってのQOLは何か?優先すべきは薬なのか?栄養なのか?
著書の中にはたくさんの最新情報が掲載されています。
(直接販売担当・S)

今まで正解だと思っていた健康管理の常識が、高齢者の場合180度変わることを知りました。
みなさまの大切な人を守るために知っていただきたい内容となっていますのでぜひご一読ください!
(顧客対応担当・I)


弊社の社員、社長もイチ押し(ゴリ押し?)の1冊!
高齢者の食事や薬について、本当の意味で知っておくべきことがぎっしり詰まっています。
自分自身やご家族がいつまでもしっかり食べて健康でいられるよう、ぜひたくさんの方に手に取っていただきたいと思います。
※弊社ネット通販ショップ「ビースタイル本店」「ビースタイルYahoo!店」でお取り扱いがございます。

皆さまこんにちは。
今回は久々にレシピ紹介をしたいと思います☆
(数カ月前に社内で作ってみたところ、思いのほか美味しかったので皆さまにもご紹介させていただきます!)

今回ご紹介するのはこちら!
暑くなってくるこれからの時季にもピッタリな
低たんぱく米のさらっとだし茶漬けです。


低たんぱく米は名前の通りたんぱく質を低減したお米で、腎臓病などによりたんぱく制限が必要な方向けに販売されています。

通常のお米と比べると低たんぱく米には特有の食感や匂いがあるため、慣れるまでは食べづらいといった声もよくお聞きします。

そんな時には少しアレンジを加えて、“味変”してみてはいかがでしょうか?

<用意するもの>
ゆめごはん1/35トレー小盛り 150g
ジンゾウ先生の和風だし
・お好きなトッピング 
(今回はカイワレ大根・しば漬けを使用しました)




<作り方>

1.水(200ml)を加熱し、沸騰したら和風だしに注ぐ
2.ゆめごはんを電子レンジで温める(500Wで2分)
3.お茶碗にごはんをよそい、和風だしをかける
4.お好みでトッピングをのせれば完成!

とっても簡単なアレンジですが、だしの香りや旨味によって低たんぱく米も美味しくいただけます。

こちらの低たんぱくごはんは1パック(150g)あたりたんぱく質0.11g、和風だしは1袋(3.5g)あたり0.5gです。
既存の低たんぱく商品を組み合わせることで、たんぱく質は制限しつつ味は美味しいお茶漬けが完成しました!

ジンゾウ先生の和風だしに含まれるアンセリンという成分は、マグロやカツオの筋肉に含まれるアミノ酸の仲間で、抗疲労効果や尿酸値降下作用があるそうですよ。


「低たんぱく米を美味しくアレンジしたい」「いつもとは少し違った味を楽しみたい」
そんな方はぜひお試しください♪

今回使用した商品はこちら
・ゆめごはん1/35トレー小盛り 150g
https://www.b-style-msc.com/SHOP/1265.html
・ジンゾウ先生の和風だし
https://www.b-style-msc.com/SHOP/10010111.html

 皆さんこんにちは!
今回は弊社が取り組むSDGsについてご紹介したいと思います。

SDGsってどんな意味だっけ?
そんな方はこちらのブログ(⇒SDGsとは?簡単に考えてみた!)もご参考にしてみてくださいね。

今回は「社食編」ということで、弊社が導入している社食サービスについても少しご紹介できればと思います。

「食品を取扱う会社として、社員には健康に気遣ったものを食べてほしい...!」という社長の想いから、弊社では昨年より社食サービスを導入しています!

社員が昼食時に使用する部屋の一角に専用の冷凍庫を設置しており、その中に毎月2回ほど商品の納品をしていただいています。(弊社が導入している社食サービスについては最後にご紹介します!)

ピラフやパスタなどの主食からワッフルや大福などのスイーツまで、様々な種類の商品が1つ100円か200円で購入できます。価格が安いのはもちろん、お弁当を作るのが面倒な日でも「社食があるからいいや。」と思えるだけで気持ちも楽です!
社員からも好評で、納品前には「食べたいものがなくなってる...」なんてこともしばしば。



食べたいものを選んだら電子決済で支払いを済ませて、レンジで温めれば準備は完了!
…と、ここで登場するのが、弊社が取り組む小さなSDGsです。


こちらの社食サービスでは、食べるときに必要な紙皿やお箸も商品と一緒に納品してもらえるのですが、この資材こそ、SDGsなのです!!

例えばこちらのスプーンは紙製のものでできており、可燃ごみとして捨てることができます。

最近ではカフェなどでも紙製のストローを使用するお店も増えてきていますよね!
ストローは口に入れたときの感触でプラスチック製か紙製かがわかりやすいですが、こちらのスプーンはそんなこともなく、使い心地もプラスチック製のものと特に変わりありません。

これだけでなく、商品の包装材にも環境ホルモンの疑いがあるものは使用されていないことも嬉しいポイントです。
社員が利用しやすく、管理も簡単な社食サービスであることはもちろん大切ですが、社食を通して環境にも優しい取り組みができるのは良いことですよね。

これらの取り組みはSDGsの17目標のうち、「12.つくる責任 つかう責任」に当てはまります。

食品を扱う会社として、食品ロスの削減をはじめとする「つくる責任 つかう責任」は身近な課題です。
普段何気なく使用するものだからこそ、人の健康や自然環境に優しいものを選び、今後もこのような取り組みをご紹介していきたいと思います。


最後になりましたが、弊社が導入している社食サービスは、SL Creations様のOffice Premium Frozenです。
メンテナンスフリーで、安全な食事が美味しく頂けるのでとても助かっています!

社員に人気の社食メニューについてはまた後日ご紹介できればと思います♪

2月15日に開催された『みしまの研究室WEBセミナー』のレポートをお伝えします!

今回は、株式会社宮源 菊地様を講師としてお迎えし『加熱不要のゲル化剤「ミキサーゲル」を使った簡単介護食作りのご紹介』というテーマでセミナーを実施しました。

とろみ剤とゲル化剤の違いや「ミキサーゲル」について学ぶことができました。
今回のテーマにもあるように、ミキサーゲルは加熱不要という特徴を持った便利なゲル化剤です。
その活用方法と併せて、さっそくレポートをお伝えします。


ミキサーゲルは、株式会社宮源が2007年に発売を開始したゲル化剤です。
なんといってもその特徴は、ゼラチンや従来のゲル化剤に必要だった加熱や冷却の作業が必要ないことです。

一般的なゲル化剤を使用した介護食は、
① 食材とだし汁を一緒にミキサーにかける

② ①を鍋に移しゲル化剤を加え、混ぜながら85℃以上になるまで加熱

③ 冷蔵庫で冷やし固める

④ 盛付けて完成 と、少なくともこれくらいの工程が必要になります。

一方ミキサーゲルを使用すると、②の加熱や③の冷却の工程が必要ありません!
洗い物も少なく、調理方法も簡単です。

また、ミキサーゲルはフードプロセッサーやハンドミキサーなどの器具でも調理できるそうです。
商品パッケージにもあるように手で混ぜるだけでムースゼリーになるため、食材をしっとりまとめる程度であればミキサーなしで調理も可能です。

こちらの動画では、調理方法をご覧いただけます。ぜひ参考にしてみてくださいね!
◇ミキサーゲルを使用し、焼き魚をゼリー化する方法
加熱不要のミキサーゲルを活用したゼリー食作り

◇ミキサーゲルを使用し、刻み食をまとめる方法
混ぜるだけで簡単にできるキザミ食のゼリー寄せ


ではここからは、とろみ剤とゲル化剤の違いなどを簡単にご説明していきます。

飲み込む機能が低下したり、障害があるとサラサラした水のような「粘度の低い液体」は、スムーズに飲み込みにくくなります。そのような物性のものは喉へ流れ込むスピードが速く、誤って気管に入ってしまうと『誤嚥』を引き起こします。


(画像引用:ビースタイル本店 とろみ剤の選び方

とろみ剤は、液体にとろみをつけることで喉へ流れ込むスピードを遅くし、誤嚥予防と飲み込みしやすくするために粘度調整を行う目的があります。
一方、ゲル化剤は液体をゼリー状やムース状の塊にすることで食べ物や飲み物を飲み込みしやすくする目的があります。

飲み込みを助けるという意味ではどちらも同じですが、固形化できる・できないという違いがあります。
とろみ剤はたくさん使用しても液体を固形化することはできません!
べたついてしまって逆に飲み込みにくくなり、誤嚥や窒息の原因となることがあるので適切な粘度調整が必要です。

とろみ剤とゲル化剤の特徴や違いを理解して、両方を上手に使いこなすことができれば介護食作りの幅も広がるのではないでしょうか。
また、ミキサーゲルのような簡単・便利な商品を使うことによって、調理の負担軽減にも繋がるはずです!

ミキサーゲルの商品ページはこちら
ビースタイル本店 ミキサーゲル700g

ビースタイルでは、その他ゲル化剤やとろみ剤を多数取扱っております!
ビースタイル<とろみ調整食品>
ビースタイル<固形化調整食品(ゲル化剤)>


以上、第21回みしまの研究室レポートでした!

次回【3月16日開催】みしまの研究室WEBセミナーについてはこちら
第22回みしまの研究室WEBセミナー【腸内フローラの重要性と食物繊維の働き】

お申込み期限は3月11日(金)です。
たくさんのご参加お待ちしております!!

1月のみしまの日で、FFS理論を活用した社内ワークを実施しました。

F F S 理 論 ???
そう思われた方も多いかと思います。

FFSとはFive Factors&Stressの略で、人を5つの因子とストレスで数値化し、その人の思考行動を把握します。
自分やメンバーの特性を知ることでチームに役立て、組織の生産性を高めることを目的として国内外の約800社で導入されているようです!



今回のワークをするにあたり、こちらの著書『あなたの知らないあなたの強み(古野 俊幸 著)』を使用しました。
本は事前に社員へ配布し、本の内容を理解した上でワークを行ないました。(袋とじには自分の特性が分かるWeb診断も付いているので、こちらも全員が受診しました!)
表紙に描かれているように、こちらの本は宇宙兄弟の登場人物たちが問題にどのように立ち向かい、解決していくのかがFFS理論を用いてわかりやすく解説されています。
宇宙兄弟とは?概要はこちら⇒宇宙兄弟 - Wikipedia

宇宙兄弟の漫画に沿った内容でより簡単にFFS理論が理解できるため、気軽に自己理解を深めたいときにオススメの1冊です!

そもそもなぜ、このようなワークを社内で実施することになったのか?ですが、三嶋商事は今期の人財育成テーマに『理解』を掲げています。
今回のワークを通して社員が自分やメンバーのことをより深く理解し、より良いチーム作りに役立てるためです。

FFS理論を理解するうえで重要なのは『5つの因子』がそれぞれどんな特性なのか、理解しておくことです。
5つの因子は下記の通りです。

凝縮性因子:固定・強化する力
受容性因子:無条件に受け入れる力
弁別性因子:白黒はっきり分ける力
拡散性因子:外部に向かって動いていく力
保全性因子:現状を維持改善していく力

FFS理論では診断の結果から、5つのうち特に高かった2つ程度の因子がその人が持つ特性と考えます。
「どんなときにストレスを感じるのか」や「どんなことがやる気に繋がるのか」も特性によって異なります。
これを一緒に働くメンバー同士が理解し合うことで、誤解やズレを生みにくくできるのです。


ワークでは、本の内容や5つの因子について振り返りを行った後、Web診断の結果から社員それぞれが宇宙兄弟のどのキャラクターに当てはまるのか、クイズ形式で当て合いました。

診断の結果、弊社では代表も含めた15名が10のキャラクターに振り分けられました。
正解が出ると「あ~確かに」「うんうん、なんかわかるかも」という声が多かったのですが、意外とすぐに当たる人はいませんでした。
「この人はこういう人だろうな」と思っていたのが、実は違った…なんてこともあったかもしれません。
このクイズではメンバーをキャラクターに重ねることで、よりわかりやすくお互いの特性や関係性を知ることができました。


その後は一番高い因子が同じ者同士で集まり、自分の診断結果を踏まえた感想や結果に基づくエピソードの共有などを行いました。
また、今回はグループの中で話し合ったことは他己紹介で全員に共有しました。




普段の業務ではなかなか関わることが少ない社員同士も一緒に話すことができたり、普段一緒に働いているからこそわかるエピソードや意見も飛び出し、聞いているだけでも面白い内容ばかりでした。

最後はそれぞれが持つ特性をどのように活かすのが良いのか?を考えるため、各部署ごとに集まって意見交換をしました。






メンバー同士がどんな特性を持っているのか改めて確認し合い、部署内のバランスや誰がどんな役割を担うのが最適か?などが話し合われていました。
比較的似た特性を持つメンバーが集まっている部署、メンバー同士の特性がうまく散らばっている部署もありました。

同じ特性を持つ者同士は話を分かり合えるのが早く、スムーズに事を進めることができるそうです。
一方で、ストレスがかかってしまう原因やストレス状態になったときの陥り方が似ているため、共倒れしやすいというマイナス面もあるようです。
そのため、チームとしては異なる特性をもつメンバー同士が集まっている方が様々なことに対応でき、結果として成果を上げやすいようです。
(何事もバランスが大切だということを改めて感じます!)

つまり、自分の強みや得意なことを正しく理解し、磨きをかけることが大切です。
ワーク最後の代表の言葉にもありましたが、「弱みは決して伸ばそうとしないこと!」です。
足りないところを補い合えるチームこそ、良いチームなのだと再確認できるワークでした。

このワークに限らず、社員や会社のことをもっと『理解』できる1年にしたいと思います。