「ムース食」とは介護食(スマイルケア食)の一種の食形態です。
嚥下障害を持った方にとっては、食べて飲み込むという行為そのものに危険が伴います。
さらに寝たきりや認知症で食事をしにくい場合、嚥下しやすく消化吸収効率のよい、
「ペースト食」が必要になってきます。
しかしペースト食は様々な食材をすりつぶした食形態のため、加工に時間がかかります。
どろどろで見た目があまり良くなく、召し上がる方にとっては何の料理かわからないため、誤嚥の可能性も高くなっていました。
(~サ高住ノートさま、日清医療食品さまより一部引用~)
その点ムース食は革新的な食形態です。
ムース食は、食べ物をミキサーで液状にし、ゲル化剤等で固めて、様々な食材の形を
再現しています。そのため「食材のわかりやすさ」と「おいしさ」と「安全性」を保持できます。
2.ムース食「エバースマイル」シリーズのココがすごい!
今回用意したのは、「エバースマイル」シリーズ20品目の中でも人気のある6種類です。
「デミグラスソースのハンバーグ」
実際に「ムース食」を食べて感じたメリットを、お伝えいたします。
・パッケージは手のひらサイズでコンパクト。デザインもおしゃれで手に取りやすい!
・冷凍保存の必要なし。常温でも食べられる!温める場合は600Wで20秒チンするだけ!
とってもお手軽!
・ムースの形状が実際の食材に似ていて、「目で見て楽しい」料理になっている!
・スプーンでムースを調味液と和えながらつぶすことで、お好みの固さになります。
・噛む、飲み込むことが困難な方に、おすすめのやわらかさです。
(ユニーバーサルデザインフード区分3「舌でつぶせる」に準拠しています。)
・いつでもどこでも、開けたらすぐに食べられるおかずになっている!
・常温で長期保存がきくので、ご家族の備蓄品としても使えます!
肝心の味は、素材の味がものすごく活きているようで、とてもおいしく感じました。
例えば、にんじんが持つ後味の甘さや、鮭のほろっとした食感等がしっかりと残っていて感動しました。
ハンバーグや鶏肉等の肉類はなめらかで、テリーヌのような舌触り!
とろみ餡はどれも味が濃く、しっかりと食材に絡むとろみ具合です。
どれも負担なく飲み込むことができますよ。