こんにちは!広報担当の山下です。
梅雨も明け、ついに夏本番ですね!
今年は花火大会やお祭りなども戻ってきて、今まで以上に夏を満喫できそうな気がしています🍉
暑さに負けないためにも、しっかり食べて、しっかり寝る。
基本的なことですが、やっぱりそれが一番大切なのかなと思います。皆さまも熱中症や感染症にはくれぐれもご注意いただき、夏を楽しんでくださいね!!


さて今回は、食物繊維を補給できる商品をご紹介したいと思います。

皆さんは普段の食事で、食物繊維を十分摂れていると思いますか?
実は日本人の食物繊維の摂取量は、食の欧米化や穀物の摂取量が減ったことにより、1947年に比べ2008年には約半分にまで減っています。


国民健康・栄養調査
Nakaji S,et,al.Eur J Nutr 41,222-7(2002)


食物繊維は便秘の予防をはじめとした整腸作用があるだけでなく、血糖値上昇の抑制や血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかになっており、積極的に摂っておきたい栄養素の一つでもあります。

弊社でも低たんぱく食品や介護食に加え、食物繊維の粉末や食物繊維を補給できるゼリーなどを取扱っています。食物繊維関連商品はこちら

弊社では、とくに病院や施設様でご利用いただくことが多く、直接販売担当の社員が納品させていただいております。
\\みしまのロゴがプリントされたトラックで元気に配送しています!//


ということで、今回は病院や施設の食事にも使用されてる食物繊維の粉末をご紹介したいと思います!

さっそくはじめていきたいところですが、ある情報を小耳にはさみました。
それは、食物繊維の粉末は黄色っぽく着色されることがある…ということです。

せっかくなので、本当に黄色っぽくなるのか、色に注目しながら進めていきたいと思います。

今回使用したのは、こちらの2つです。
ホリカフーズ株式会社様 「食物せんい」
ハーバー研究所様 「水溶性食物繊維」

まずは、それぞれの粉末を見比べてみました。

●ホリカフーズ 食物せんい
 

●ハーバー 水溶性食物繊維
 

写真では少し分かりづらいかもしれませんが、ハーバーの水溶性食物繊維は、かなりきめ細かく、さらさらとしたパウダー状になっていました。
一方で、ホリカフーズの食物せんいは、目で確認できるくらいの粒の大きさがありました。
粉末の色はどちらも白色で、区別できるほどの違いはありませんでした。

続いては、水に溶かしてみました。

●ホリカフーズ 食物せんい
 

●ハーバー 水溶性食物繊維
 

すべて粉末を入れてから1分ほどかき混ぜた状態です。
溶けやすさでいうと、ホリカフーズの食物せんいはダマができずにサッと溶けました。
ハーバーの水溶性食物繊維は、かき混ぜている間に何個かダマができましたが、混ぜているうちになくなりました。

それぞれ2%と10%水溶液をつくってみましたが、黄色っぽく着色することはなく、2%の水溶液はどちらもほぼ透明をしており、10%になるとどちらも若干白っぽく濁りました。

最後に、実際の使用方法としても多い、ごはんに混ぜて炊飯をしてみました。
生米1合に粉末10gを混ぜ、炊飯してみたところ…

●ホリカフーズ 食物せんい

 

●ハーバー 水溶性食物繊維
 

どちらも普通に炊飯したごはんと変わりない見た目でした。
香りや味の感じ方には個人差があるかもしれませんが、私は普通のごはんとの違いを感じられませんでした。(言われなければ何も気づかず食べていると思います!)


今回試してみた結果、こちらの2つの商品では黄色く着色することはありませんでした。
着色する、しないの違いを販売メーカー様に聞いてみたところ、原材料の違いによるものとのことでした。
中には黄色っぽく着色される商品もあるみたいなので、ご使用される際には原材料を確認していただくのが良いかと思います。


ハーバーの水溶性食物繊維に使用されている原材料は、でんぷん由来の「イソマルトデキストリン」という低粘度の水溶性食物繊維で、無味・無臭で褐変しにくいという特徴があります。

●ハーバー 水溶性食物繊維1kg
ビースタイル本店価格 1,728円(税込)


一方、ホリカフーズの食物せんいは、コーンスターチ由来の「還元難消化性デキストリン」が原材料となっています。
よく似た名前に「難消化性デキストリン」があります。こちらは作られる過程で茶色くなったり、時間が経つとさらに褐変しやすいという特徴があるため、ひと手間加えることで(化学的に言うと、水素を添加することで)還元難消化性デキストリンができあがります。
還元難消化性デキストリンは時間が経っても褐変しにくく、味もさっぱりしているという特徴があるようです。

●ホリカフーズ 食物せんい500g
ビースタイル本店価格 960円(税込)


以上のことから、今回紹介した2つの商品は、食品の色や味を変えずに食物繊維が摂れる商品であることがわかりました。
粉末タイプなので飲み物や食べ物に混ぜて、無理なく摂取できるのが嬉しいポイントです!
ビースタイルでは、その他にも食物繊維関連商品を多数取扱っております。
気になった方はぜひ
こちらをご覧ください!