このたびの令和6年能登半島地震により被災された皆さま、そのご家族様に心よりお見舞い申し上げます。

三嶋商事株式会社は、特定非営利活動法人 日本ホスピス・在宅ケア研究会が行う被災地ボランティア活動に際し、食品の提供を行いました。

当研究会では1992年に発足し、終末期の医療とケア・在宅福祉サービスと看護・医療の問題を医療従事者・社会福祉従事者・市民・患者のみなさんが、同じ場で対等の立場で話し合い、そして互いに学ぶ場とされています。
今回は、病院勤務の管理栄養士様(弊社のお客様)が当会を通じてボランティアに参加されることになり、食品提供のご依頼をいただきました。

【提供させていただいた商品はこちら】
スベラカーゼ 3g×50袋
パンがゆミックス ミルク風味 1kg 
やさしく・おいしくサンサンマンゴープリン 150g
やさしく・おいしくチョコっとプリン 150g
からだに食物せんいスティック 5g×50
イオンサポート ほうじ茶ゼリーの素 40g
イオンサポート 緑茶ゼリーの素 40g 
 

今回のボランティア活動では、3月15日~17日の期間に石川県かほく市のグループホームにて食事提供をされました。

訪問初日のおやつには、さっそく弊社が提供させていただいた『スベラカーゼ』を使用していただきました。
なんと、スベラカーゼを使ってお粥からお餅を作り、お餅入りのお汁粉を楽しんでいただいたようです!
使用できる場所や調理器具なども限られている中で、スベラカーゼでお餅を作るといった工夫は、さすが栄養士さんです!
温かくて食べるとホっとする、そして栄養面も考えられたメニューだったのではないかと思います。
(食事中のお写真を撮影するのは難しかったようで、調理中のお写真をいただきました)

提供された食事も美味しそうなものばかりです!
 

その翌日には『やさしく・おいしくシリーズ』をご提供いただきました。
カルシウムと鉄、食物繊維が配合されており、お湯と牛乳を混ぜるだけで簡単に作ることができる商品です。
「まさかデザートまで作ってもらえるとは思ってなかった」と喜んでいただけたようで、特に『やさしく・おいしくサンサンマンゴープリン』は、高級感があり、とても評判が良かったそうです!

また、『お茶ゼリーの素』『パンがゆミックス』にもご興味を持っていただくことができました。

私たちは直接現場を訪れて支援を行うのは難しいかもしれませんが、被災地支援へ向かう医療従事者の方々や被災地の医療・福祉施設へ「なくてはならない食品を提供する」という形で、力になることはできると考えています。
それが私たちの支援のかたちであり、「確かな商品・確かな情報をお届けする」という私たちの使命です。


そのような想いもあり、令和3年には弊社のある大阪府堺市と「災害時における介護食等の供給に関する協定書」を締結しています。
堺市で大規模災害が発生した場合に、弊社が取扱う「介護食」や「栄養補助食品」などを供給することで、地域医療に貢献できるよう努めています。




 こんにちは!広報担当の山下です。
先日、弊社代表とビースタイル店長、私の3名で『第2回 嚥下食EXPO』に参加してきました。
「どんな人にも食べる楽しみを届けたい!」「いつまでも食べる喜びを感じてもらいたい!」という温かい想いとエネルギーに満ち溢れた、まさに弊社が実現したいことが詰まった空間でした。
今回のブログでは、そんな嚥下食EXPOの様子をお届けしたいと思います!

『嚥下食EXPO』は摂食嚥下障害のある人、そのご家族、支援者のネットワークづくりや相談支援活動、交流などの事業を行うNPO法人摂食嚥下問題を考える会が主催されています。

当日は兵庫県尼崎市の会場に、嚥下障害をお持ちの方とそのご家族、支援者(医療専門職)の皆さま、嚥下食を開発・販売する企業の担当者など約60名が集まりました。
言語聴覚士、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士などの資格をもつ当会理事長の川端様とSNSを通じて知り合ったことなどをきっかけに、私たちは今回初めて参加させていただくことに…!


まずは、とろみ付きの炭酸飲料で\乾杯~!/
川端様をはじめ参加者の皆さん、本当に熱い想いを持ったパワフルな方ばかり!
中には、岡山県や神奈川県からの参加者もいらっしゃいました。

会場には弊社でも取扱いのある嚥下食(介護食)から、はじめて見る嚥下食スイーツ・お酒などがズラリと並び、試食前からワクワク!
また、それぞれの商品がどんな場所で、どんな想いで作られているのか、川端様や生産者様が愛を込めてご説明してくださいました。
そのお話を聞いて、ますます気になる!早く食べてみたい!!という気持ちが高まりました。
(☆当日の商品ラインナップは、ブログの最後にまとめて掲載しています!ぜひチェックしてみてください!)

 





恐縮ながら、弊社はれんとゼリーについてお話をさせていただきました。
元々は焼酎ギフトに添える商品として一般向けに発売された『れんとゼリー』ですが、弊社代表が奄美大島を訪れた際にお土産ショップで偶然見つけたことをきっかけに、弊社ビースタイルでも“お酒を飲むことを諦めていた方でも食べられる焼酎ゼリー”として、お取扱いをはじめました。

病院の管理栄養士さんからの評価も高く、介護食(スマイルケア食)コンクールでは「かまなくてもよい食品」部門で審査員特別賞も受賞しました。

そんな販売秘話もお話させていただき、いざ試食タイムがはじまると…
 

待ってましたと言わんばかりに、一斉に大試食会がスタート。
私たちも少し様子を伺いつつ(笑)、試食させていただきました。

どれも食べると自然に「おいしい!」「いい香り~!」とこぼれるものばかり。
まだまだ知らない美味しい嚥下食があることを知り、実際に食べることができて本当に参加してよかった!と心から感じました。
また、私たちがビースタイルを通してたくさんの方へ知ってほしい、届けたいと思える商品にも出会うことができました。(また後日発表があるかも…?楽しみにお待ちいただければと思います!)

食べたい本人、食べさせてあげたい介護者・支援者、食べてほしい生産者・企業のそれぞれの想いを知って交流することで、自然とお互いがエネルギーを分け合えるような、とてもエネルギッシュな空間でした。
私たちもまだまだやることがある!まだまだやれる!そんな風に感じさせていただくことができました。

  

  

「ほんとは、このような食事を嚥下食(介護食)って壁を作って呼びたくない。
障害の有無に関わらず、こんな食事もアリかも!と思える社会を作っていくという感覚が大切だよね!
今日食べて美味しかった食事のこと、今日感じたこの想いを広めていくことが支援の第一歩になる!」

最後には、川端様からそんな力強いお話がありました。

“食べる楽しみは、すべての人が平等に持つべきもの。”そんな風に考える私たちと共通するところが多く、その言葉を聞いて胸が熱くなりました。
今回の嚥下食EXPOを通して、参加者の皆さまへ弊社の想いや「れんとゼリー」を知っていただくことができてよかったと思う反面、まだまだ知らない人がたくさんいることにも気づかされました。

改めて、私たちの使命「三嶋商事は医療の現場にはいないけれど、医療の輪の中にいることを自覚し、なくてはならないものを取扱い、必要としている方々に確かな商品・確かな情報をお届けする」を心に刻み、食べることの喜びや楽しみを一人でも多くの方へ届けていきたいと思います!


NPO法人摂食嚥下問題を考える会の皆さま、素敵な場をご提供いただきありがとうございました!



【当日の商品ラインナップはこちら】
おかゆ大福(桔梗屋織居)


もちゼリー(みんなのカフェぐりぐり)


れんとゼリー(三嶋商事株式会社)


やわらかたこ焼き君(株式会社ふくなお)


とろみひまわりミルク(ひまわり乳業株式会社)


斗瀞酒 雅香(北川本家)


すぐ、おかいさん(農園若づる)


ごはんバナナスムージー(株式会社宮源)


やわらかおかき(会社宮源フードケア)


お酒のアテ(Eat Careクリエイト)


Eat Careクリエイトは、NPO法人摂食嚥下問題を考える会理事長の川端様が代表を務められています。
介護食・嚥下食の料理教室Happinessカフェなど、さまざまなサービスを通して「食べれた!」の感動と、おいしいをかなえる活動に取り組まれています。

こんにちは!広報担当の山下です。
今年もいよいよ残り1ヶ月を切りました。
忙しい時期ではありますが、体調には気をつけて過ごしたいですね。

さて、今回のブログでは先月末に弊社代表と私、そして初参加となる社員1名が参加した『ミライ会議』の様子やその時に学んだことをご紹介したいと思います!

ミライ会議とは、当社が社外活動として取り組んでいる『ミライ企業プロジェクト』の活動です。
(ミライ企業プロジェクトについて詳しく知りたい方は、下記の画像をタップするとご覧いただけます。)

今回のミライ会議では当社は運営を担当することになり、同じく参画企業である株式会社アンビシャスさんと共同で企画を考えました。

同社と打ち合わせを重ね、決定したテーマは「ミライを実現するために、日々のお仕事とどう向き合うか?」です。(なぜこのテーマにしたのかは、この後に綴っております!)

当日はこのテーマに沿った講義、ワークを用意しました。

当日はミライ企業の社長や社員、学生など総勢40名が集まりました。
最近では学生の参加も増えてきており、今回の参加者の最年少はなんと中学3年生!
学生でも自分の意見をありのままに話せて、それを受け入れてもらえるのがミラプロの良いところです。
学生が参加することで、私たち社会人も新しい価値観に触れ、学びが深まっているように思います。

さて、今回のミライ会議にあたって設定した「ミライを実現するために、日々のお仕事とどう向き合うか?」というテーマについてですが、
自分の夢や企業が描くミライを実現させるために知っておきたい考え方…それは「目の前のことへの向き合い方」です。
仕事や勉強をする中で、しんどいことや悩んだりすることもたくさんあるかと思いますが、それも「捉え方」次第です。
「どう捉えて、どう行動するか」がミライを実現させるための第一歩だということを今回のミライ会議でお伝えしました。

まずはアンビシャスさんの担当者に講義をしていただきました。
会社がミライを実現させるためには短期的な目標(目の前のこと)を達成し続けることが大切であること、またそのためには社員が「自分の成長=会社の成長」であることを自覚して成長し続けることが重要だと話をしていただきました。

私は運営側として参加していましたが、この話を聴いて自分自身の日々の仕事との向き合い方を考えるきっかけにもなり、とても有意義な時間でした。
参加者も話を聴きながら頷いていたり、メモをとっている姿が印象的でした。

その後は具体的な事例をもとに「こんなとき自分ならどう考える?どう捉える?」をワーク形式で学んでいただきました。
グループのメンバーは企業の社長、社員、学生で構成されており、自分と社長の物事の捉え方にはどんな差があるのかを感じてもらいました。
どのグループも時間が足りないくらい真剣にワークに取り組んでくれました!

 
(当社から初参加した社員もワークの進行を担当しました!↑)

ミライ企業の社長は明るくポジティブな方が多く、「仕事って楽しいもの」「社会人って楽しい!」と話される方が多いのですが、そんな社長でも過去にはたくさんの苦労を経験されていたり、何かの経験をきっかけに物事の捉え方を見直した(ポジティブ思考になった)経験があるはずです。

そういった社長の経験や思考を、今後のミライを担う若者と一緒に学ぶ…
終わってみて思うことですが、これこそ“ミラプロだからできること”なのかなと感じました。

私はミラプロに参加するようになって約3年が経ち、今回はじめての運営を担当しました。
今までとはまた違った役割を経験できたことで、ミラプロが掲げている「若者と共にミライを創る」というミッションをより深く理解できたように思います。
このような社外での貴重な学びを社内にも持ち帰り、三嶋商事が掲げる「地域医療に貢献できる企業になる みんながハピネス」の実現のため、日々の業務に前向きに取り組んでいきたいと思いました!


ミラプロ事務局、アンビシャスさん、Snipさん、
参加者の皆様ありがとうございました! 

こんにちは!広報担当の山下です。
9月に入り、朝晩は過ごしやすい季節になってきましたね。
秋は過ごしやすい一方で、寒暖差により体調を崩しやすい季節でもあります。
しっかり食べて、元気に過ごしましょう!

さて今回のブログでは、弊社代表のとある仕事の裏側をお見せしたいと思います!

この日、代表の三嶋と私がやってきたのは東京。
インクグロウ株式会社様のオフィスです。


同社のオフィスにお邪魔するのは今回が初めてでしたが、
同社の鈴木社長の著書『戦略的中期経営計画で会社はかわる!』にて、弊社の取組みを取り上げていただいたことがあります。

 

そのようなご縁もあり、今回は同社主催の次世代経営者向けセミナーに登壇させていただきました。
第1部では先代より事業を継承した当時の苦悩や、これまでに取り組んできた組織づくりの方法や人材育成について話させていただきました。
話の中では、これまで私が知らなかった過去の失敗エピソードなども赤裸々に語られ、“過去の失敗があって今がある”ということが参加者の方にも伝わったのではないかと思います。

 
(↑セミナーはオンライン配信だったため、三嶋はひとりカメラを前に話しておりました…!)

第2部は鈴木社長とのセッション企画で、参加者の方から頂いた質問にもお答えさせていただきました。
会社経営をする中での“あるある話”なども飛び出し、終始和やかな雰囲気で進められました。


(↑緊張もほぐれ、第1部に比べると三嶋の表情もかなり柔らかくなっていました…!)

セミナーの最後には、三嶋から参加者の皆様へ、
「失敗」は一つの学びであり、次に繋げていけば「失敗」ではない
これからも一緒に頑張っていきましょう!と熱いメッセージを送らせていただきました。

今回の講演の中でも話させていただいた社内の取組みについては、一部過去のブログにて紹介しておりますので、よろしければご覧くださいませ。
↓ ↓ ↓
福利厚生(独自のお祝い制度)を紹介!
中経営方針説明会&社内イベントを行いました
三嶋商事のちょっと嬉しい誕生日のお祝い
ワークショップ~われわれの働く価値観とは?~

セミナー登壇を終えた三嶋から一言!
三嶋「次世代の経営者の皆様へ、私のこれまでの20年間の経営の経験が少しでも参考になるのであれば、幸甚に存じます。経営理念とコアバリューを大切にしてきた結果、多くの優秀な社員が集ってくれました。このセミナーを通して、今後もその理念の実現のため、社員とともに全力で経営していく決意を新たにしました。主催者の皆様、そしてお聴きいただいた皆様、心からの感謝を申し上げます。この場をお借りして、貴重な経験の機会を頂いたことに感謝いたします。」

ご参加いただいた皆様、インクグロウ株式会社様、ありがとうございました!

こんにちは!広報担当の山下です。

まだまだ残暑が厳しい季節が続きますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
徐々に日の入り時間が早くなったりと、最近少しずつ秋の訪れを感じられるようになってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、しっかり栄養のあるものを食べて元気に過ごしたいですね!

さて、本題に入りますが、
弊社では今期、約3年ぶりにインターンシップ生の受入れを行いました。
ここ数年はコロナの感染が拡大し、大学側がインターンシップを中止せざるを得なかったり、オンラインでの開催のみという状況が続いていました。
弊社もそのような状況を受け、医療に関わる企業として学生さんの受入れはお断りしていました。


そして、ようやくコロナが5類移行されたことにより、今夏よりインターンシップ生の受入れを再開することができました。

 

 

 

今夏は、2つの大学から計3名の学生さんが弊社のインターンシップに参加しました。
三嶋商事が大切にしている考え方や想いを学ぶ理念研修から始まり、各部署の業務体験や人生初の介護食の試食など、5日間の実習を通して三嶋商事のことや業界のことをたくさん学んでいただきました。

参加した学生さんからは「三嶋商事さんに来なかったら、この先知らないままのことがたくさんあったと思う」「健康ってやっぱり大切だと思った」「治療食や介護食がこんなにもたくさんあることに驚いた」などの声があがりました。

このインターンシップを通して治療食や介護食のこと、そして三嶋商事のことをもっとたくさんの方へ知ってもらいたいという想いが私も強くなり、広報担当としてさらに頑張っていきたいと感じました!

(三嶋商事では、社内見学など簡単な企業訪問であれば常に受入れを行っております。この記事を読んで興味を持った学生さんは、ご気軽にご連絡ください!)

続きを読む

こんにちは。広報担当の山下です。
皆さまゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
3年間続いた新型コロナウイルスも5類に移行され、やっと気持ち的にも開放されたお休みだったように感じます。
お休みモードからしっかり切り替え、GW明けも張り切っていきましょう!


さて今回のブログでは、弊社のお祝い制度について紹介したいと思います。
今月は特にこのお祝い制度を使って社員からたくさんの申請が集まり、先日の朝礼でお祝いをしました!



数年前まで弊社では、福利厚生として入社3年以上の正社員を対象に市が運営する福利厚生サービスを利用していました。
しかし対象となる社員が少ないことや、あまり社員がサービスを使用していなかったことから、福利厚生の見直しを行うことに…。

そこで新たにできたのが、弊社独自の慶弔祝金制度です。
結婚や出産、勤続表彰だけでなく、結婚記念10年・20年…や社員の子の小学校~大学入学、マイホーム購入、還暦のお祝いなどなど…
仕事以外のところで社員それぞれが迎える節目も、会社で一緒にお祝いできるような制度となりました。
また、この制度は弊社の社員全員が対象なので、パート社員からも喜ばれています。

今春は入学のお祝いが多かったこともあり、総勢15名の社員のお祝い!
ちなみに、ご祝儀袋の表書きは社長自らの手書きです。


今後も『地域医療に貢献できる企業になる みんながハピネス』掲げ、社員にも喜んでもらえる取り組みを続けていきたいと思います!

こんにちは!広報担当の山下です。
皆さまいかがお過ごしでしょうか…?
最近は朝晩が涼しく、夏の終わりを感じるようになってきました。
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、体調管理にはお気を付けくださいね。

さて、今回は8月29日に行なった出前授業の様子をお届けします!



この日は大阪府八尾市にある大阪経済法科大学にお邪魔しました。
8月29日~9月2日にわたって行われる『5日間業界横断プログラム』の初日に参加させていただき、弊社のことや業界のこと、働くことについて学生さんにお話させていただきました。

実は弊社代表の三嶋がこちらの大学の卒業生であるというご縁もあり、キャリアセンターの方から年に数回ご依頼をいただいています!
講義を通して三嶋商事のことを知ってもらうのはもちろんのこと、われわれがどんな想いをもって事業をおこなっているのか、働く上で大切にしてほしい考え方を学生さんにはお伝えしています。


今回は夏休み中にも関わらず、1年生と2年生の11名の学生さんが参加されていて熱心に話を聞いてくれました。
「QOLって知ってる?」
「このグラフは何を示しているでしょう?」といった私の質問にも積極的に答えてくれました。(しかも大正解でした!)



これまでも何度かこちらの大学にはお邪魔させていただいていましたが、
私の口から弊社の紹介や就職活動についてしっかりお話させていただくのは今回が初めてでした。
私は三嶋商事に入社して素晴らしい商品を知ったり、お客様の喜びの声を聞く中で、治療食・介護食をもっとたくさんの方に知ってもらいたい!と思うようになったので、今回はその気持ちも話させていただきました。

また、弊社の事業定義として掲げているチーム医療の一員として治療食・介護食を中心にそれにかかわる商品と情報をお届けし、クライアントのQOL(Quality Of Life)向上に貢献します』という言葉から、学生さんと一緒に「日常生活でQOLが上がるのってどんなとき?」「自分らしい生活ってどんなこと?」と考えてみたのですが、自分で話しておきながら改めて難しい問題だなぁと感じました。
このあとの三嶋の話にも出てきましたが、生きがいや自分の軸をもつことの大切さを学生さんには学んでもらえたのではないかと思います!


そのあとは代表の三嶋にバトンタッチをして、経営者目線で働く価値観について話させていただきました。

誇りや使命をもって仕事に取り組むためには、会社の理念や価値観に共感できるかどうかがポイントだという話を学生さんは興味深く聞いてくれていました。

弊社が大切にする想いや価値観を学生さんに知ってもらうことで、「自分はどんなことを大切にしたいのか?」「どんなことを大切にしている会社に勤めたいのか?」ということを考えるきっかけになってもらえれば嬉しいなと思います。
そして、これからも治療食・介護食のことや三嶋商事のことを多くの方に知っていただく活動を続けていきたいと思います!

1月のみしまの日で、FFS理論を活用した社内ワークを実施しました。

F F S 理 論 ???
そう思われた方も多いかと思います。

FFSとはFive Factors&Stressの略で、人を5つの因子とストレスで数値化し、その人の思考行動を把握します。
自分やメンバーの特性を知ることでチームに役立て、組織の生産性を高めることを目的として国内外の約800社で導入されているようです!



今回のワークをするにあたり、こちらの著書『あなたの知らないあなたの強み(古野 俊幸 著)』を使用しました。
本は事前に社員へ配布し、本の内容を理解した上でワークを行ないました。(袋とじには自分の特性が分かるWeb診断も付いているので、こちらも全員が受診しました!)
表紙に描かれているように、こちらの本は宇宙兄弟の登場人物たちが問題にどのように立ち向かい、解決していくのかがFFS理論を用いてわかりやすく解説されています。
宇宙兄弟とは?概要はこちら⇒宇宙兄弟 - Wikipedia

宇宙兄弟の漫画に沿った内容でより簡単にFFS理論が理解できるため、気軽に自己理解を深めたいときにオススメの1冊です!

そもそもなぜ、このようなワークを社内で実施することになったのか?ですが、三嶋商事は今期の人財育成テーマに『理解』を掲げています。
今回のワークを通して社員が自分やメンバーのことをより深く理解し、より良いチーム作りに役立てるためです。

FFS理論を理解するうえで重要なのは『5つの因子』がそれぞれどんな特性なのか、理解しておくことです。
5つの因子は下記の通りです。

凝縮性因子:固定・強化する力
受容性因子:無条件に受け入れる力
弁別性因子:白黒はっきり分ける力
拡散性因子:外部に向かって動いていく力
保全性因子:現状を維持改善していく力

FFS理論では診断の結果から、5つのうち特に高かった2つ程度の因子がその人が持つ特性と考えます。
「どんなときにストレスを感じるのか」や「どんなことがやる気に繋がるのか」も特性によって異なります。
これを一緒に働くメンバー同士が理解し合うことで、誤解やズレを生みにくくできるのです。


ワークでは、本の内容や5つの因子について振り返りを行った後、Web診断の結果から社員それぞれが宇宙兄弟のどのキャラクターに当てはまるのか、クイズ形式で当て合いました。

診断の結果、弊社では代表も含めた15名が10のキャラクターに振り分けられました。
正解が出ると「あ~確かに」「うんうん、なんかわかるかも」という声が多かったのですが、意外とすぐに当たる人はいませんでした。
「この人はこういう人だろうな」と思っていたのが、実は違った…なんてこともあったかもしれません。
このクイズではメンバーをキャラクターに重ねることで、よりわかりやすくお互いの特性や関係性を知ることができました。


その後は一番高い因子が同じ者同士で集まり、自分の診断結果を踏まえた感想や結果に基づくエピソードの共有などを行いました。
また、今回はグループの中で話し合ったことは他己紹介で全員に共有しました。




普段の業務ではなかなか関わることが少ない社員同士も一緒に話すことができたり、普段一緒に働いているからこそわかるエピソードや意見も飛び出し、聞いているだけでも面白い内容ばかりでした。

最後はそれぞれが持つ特性をどのように活かすのが良いのか?を考えるため、各部署ごとに集まって意見交換をしました。






メンバー同士がどんな特性を持っているのか改めて確認し合い、部署内のバランスや誰がどんな役割を担うのが最適か?などが話し合われていました。
比較的似た特性を持つメンバーが集まっている部署、メンバー同士の特性がうまく散らばっている部署もありました。

同じ特性を持つ者同士は話を分かり合えるのが早く、スムーズに事を進めることができるそうです。
一方で、ストレスがかかってしまう原因やストレス状態になったときの陥り方が似ているため、共倒れしやすいというマイナス面もあるようです。
そのため、チームとしては異なる特性をもつメンバー同士が集まっている方が様々なことに対応でき、結果として成果を上げやすいようです。
(何事もバランスが大切だということを改めて感じます!)

つまり、自分の強みや得意なことを正しく理解し、磨きをかけることが大切です。
ワーク最後の代表の言葉にもありましたが、「弱みは決して伸ばそうとしないこと!」です。
足りないところを補い合えるチームこそ、良いチームなのだと再確認できるワークでした。

このワークに限らず、社員や会社のことをもっと『理解』できる1年にしたいと思います。

三嶋商事では、毎月第一土曜日に正社員が出勤し、『みしまの日』が行われます。
この日は社員は私服で出勤し、部署間の連携ミーティングや栄養に関する動画研修、勉強会などが行われます。

4月と5月開催のみしまの日では、社員全員が共通の認識を持って事業を行うため、課題書“ドラッカー~5つの質問~企業に不可欠な5つのことをもとにワークショップを行いました。
写真右側の著書、通称「もしドラ」は、数年前に映画化されたことでもよく知られていますね!

まず、全体で課題書の読み上げを行いました。
ドラッカーは、「事業を提供する一つ一つの会社が、喜んでくれる人を増やしていけばどんどんいい会社になっていく」と考えています。
また、組織には様々な部署や役職、様々な仕事があるため働く人同士が話し合うときは主語を「われわれ」にすることで、組織全体に立った発言ができ、考えの接点が生まれ仕事上の協力関係を生み出していくことができると考えています。

これらドラッカーの唱えを理解した上で、4月はドラッカー~5つの質問~のうち、第一の問いわれわれの使命は何か」、第二の問いわれわれの顧客は誰か
5月は第三の問い「顧客の価値は何か」、第四の問い「われわれの成果は何か」についてグループワークを行いました。

4月のグループワークの様子↓↓↓
グループのメンバーは、それぞれの部署から集まっています。   

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大阪経済法科大学にて3/1から5日間にわたって行われている、
『業界研究ツアー』の初日に代表の三嶋とブランディング担当の山下が参加してきました。

今回の業界研究ツアーは、大阪経済法科大学の1,2回生の学生が5日間でマナー講習や様々な業種の会社説明を受け、今後の学生生活や就職活動に役立てよう!というものです。

新型コロナウイルスの影響により、2日目以降に行われる会社説明会はすべてオンラインでの開催だそうですが、我々はツアー初日に、しかも対面で講義をさせて頂きました。
校内のコロナ対策が実施される中、この日は1回生14名2回生17名計31名が参加されました。
代表の三嶋は過去にも同大学で講義を行っていますが、これほど多くの学生さんが集まったのは初めてだったそうです!

講義では、準備してきたスライドを使いながら三嶋商事のことや三嶋商事が取り扱っている治療食や介護食について話をしました。
また、『3人のレンガ職人』(参考元:株式会社トータル・エンゲージメント・グループ ブログ
というイソップ寓話をもとに、働く価値観や会社選びのポイントを時には学生さんに質問をしながら話は進められました。


スーツを着た学生さんからは対面ならではの緊張感も感じましたが、コロナ禍での企業の業績や業種による影響の比較などの今後の就職活動に役立つであろう情報を学べる良い時間であったのではないかと思います。

最後の質疑応答には、わたくし山下も参加させていただきました。
三嶋商事についての質問や学生時代にやっておけば良かったことなど、時間内に収まらないほどのたくさんのご質問をいただきました。


わたくしは社会人になってから学生さんに話をするのは今回が初めてでしたが、自分なりの考えや、経験を精一杯話させていただきました。
伝え方など、反省することもたくさんありますが、すごく良い経験になりました。


今後もこのような社外活動に積極的に参加し、自分自身がたくさんのことを学びながら社内・社外へのブランディングに役立てていきたいと感じました。

 代表の三嶋です。

 早いもので今年も残り2か月と少し、猛暑だった夏が嘘のように日中は心地良い季節になりました。
行楽にも良い季節ではありますが、今年はコロナ禍でいつものようにはいきません。


このたびの新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。

また、罹患された方々およびそのご家族、関係者の皆さま、感染拡大により日常生活に影響を受けらている全ての皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

われわれ三嶋商事はなくてはならない商品を取扱う問屋です。

そしてその商品を待っている病院や老人福祉施設、そして全国の在宅の皆さまへ届ける流通業でもあります。
職種上リモートワークが誰一人できない状況の中、社員は責任感を持ち毎日出社し、日々お客様へ商品をお届けする努力をしてくれています。
そんな大切な社員に感謝し、1日も早い世界全体でのこのコロナ禍の終息を願うばかりであります。

三嶋商事は10月より39期目がスタートしました。

毎年期の始まりは気持ちが高ぶります。
なぜかと言うと、期のスタートに向けて前期より入念に準備を行っているからです。
まず準備するのが新しい期に向けた経営合宿です。
今年はコロナ禍で中止も考えましたが、日程を8月から9月に変更し、開催場所も人里離れた場所を選び、どうにか実施することが出来ました。

今年の経営合宿開催場所はなんと山の上! 

「大和葛城山」にて実施しました。
大阪府と奈良県の県境にあり標高858mの山です。
私たちが普段生活している街中の日中は9月の末でも25度の夏日でしたが、葛城山頂は20度を下回り、ひんやりと寒いくらいの気温でした。
そんな密を避けた場所で、
三嶋商事の未来を5名の参加者で語り合ってきました。

↓5名のうちの4名。



合宿で来期の準備が整った後は例年通りならホテルを借り、中期経営方針説明会の開催となりますがこちらは流石に中止。
本来なら来賓の方々もお呼びし、パート社員も参加する社員総会のようなものになるのですが、今年は正社員だけで会社内にて中期経営方針の説明を行いました。
そして前期頑張った社員の表彰式も、規模は縮小しましたがなんとか行う事ができました。
気分だけでも…と、昼食は奮発し豪華弁当で労をねぎらいました。





そして毎年GWにご祈祷に行く三嶋大社も、今年はコロナの影響で10月になりました。





しかし、どれも延期延期となりましたが、実際にはどれもこれもプラスになったように思います。
このタイミングで良かったと思う事がたくさんありました。

これも運命ですね。

というかただのプラス思考人間なだけかも知れません…()

三嶋商事はもうすぐ40歳。
ここまで運営を続けて来られたのも、われわれを支持していただいているお客様あっての事です。
お客様の期待を裏切らず、さらにサービス向上を心掛け、社会責任も十分に果たし、これからも三嶋商事はQOL向上に取組み、経営理念の「地域医療に貢献できる企業になる みんながハピネス」を目指してまいります。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。


 こんにちは、直接販売担当の南條です。
世間ではコロナウイルス感染拡大のニュースばかりですね。
まだまだ不安な日々が続きますが、私たちは医療機関や福祉施設にも商品をお届けするので休む訳にはいきません。

先日、夏季休業を控えた私たちの仕事はピークを迎えました。
倉庫は荷物との格闘、事務所は受発注との格闘でした。
会社全体で、注文を頂いた食品がお客様に無事に届くために必死に業務をしていました。



ところで、先日、私たちが参加している「ミライ企業プロジェクト」の取り組みの一つとして私の「働く価値観」をテーマにした講義を、近畿大学の学生さんを対象に話す機会がありました。
今回はこのことについての記事を書きます。

(ミライ企業プロジェクトのHPはこちら)
(当社のミライ企業への取り組みはこちら)
今回は学生さんと企業の接点を作ることを目的とした取り組みで、”zoom”というサービスを利用したオンライン形式での授業となりました。

(オンライン形式で授業・・・・時代がどんどん進んでいます。)
学生さんは授業の一環としてこの講義を受け、私は仕事の一環として会社に居ながら学生さんと話すといった内容です。



さて、今回この取り組みに当社からは私が参加させて頂いた訳ですが、準備段階で何を話そうかと思い・・・と、その前に私にとって学生時代は12年(干支一周!)以上前でして、改めてそれだけ年月が経ったことに気付き、時の流れの早さに驚きました。
そして、働く価値観って何だろうと考えると、20代の頃と今では仕事に対する考え方が変化している事に気が付きました。
特に、私の中で
30代の今は、仕事があることに感謝している事が大きな変化です。
20代の頃の私はどちらかといえば自分中心の考え方でした。
今は、自分で言うのも恥ずかしいですが、より会社やお客様の事を考えて仕事が出来ていると思います。
それは働くことに対して感謝の気持ちが強くなったからだと思います。
先ほども書きましたが、私たちのお客様は医療機関・福祉施設・一般の方と多彩で、扱っている商品は生きるために欠かせない「食品」です。
時にはお客様から納期や栄養成分について厳しいお言葉をいただくこともありますが、その先の「ありがとう」という言葉にやりがいを感じます。
そのような内容を(本当はもう少し長いのですが)学生さんに対してお話しました。
自分の事を振り返り、それを話すということは貴重な体験でした。

今回の取り組みを通して私が得たものは、普段の仕事を離れて自分を客観視出来る機会を得たことです。
希望を言うと、今回の講義を受けた学生さん達には、私たちの仕事や会社に興味を持って頂けたら嬉しいです。
今回は普段の仕事以外に、このような取り組みもしていますよ、というお話でした。